素敵な声 ページ27
ｲｪｿﾝ「ﾊｧ…っ！これが余計なことだっつうの…」
ﾄﾞｱの外で一部始終聞いていたｲｪｿﾝ。
ｷｭﾋｮﾝの部屋のﾄﾞｱにもたれ掛かる。
ｲｪｿﾝ「Aに電話かけるなとは言わねえ…けど…下手に同情すんなよ…余計辛くなんだろうが…ｷｭﾋｮﾝが…っ！」
一方、ｷｭﾋｮﾝの電話を切ったあと、胎動が増すA。
A「そんなに蹴らないで…わかっちゃったのかな…？あの電話の人があなたの本当のお父さんだって…」
そっとお腹をなでる。
A「素敵な声だったでしょ…？歌も上手いのよ？」
ﾎﾟｺ…ｯ
胎動を感じる。
A「でもね…お母さんはお父さんの方が好き…」
隣で眠るｲｪｳﾝの頭をそっと撫でる。
A「わかってるよね…？ｷﾞｭﾋｮﾝ…」
＊＊＊宿舎＊＊＊
ｷｭﾋｮﾝ「…ﾏﾁﾞですか？」
ｲｪｿﾝ「俺はいつだって真面目だ。よろしく！同居人！」
ｷｭﾋｮﾝ「ﾄｩｷﾞﾋｮﾝの次はｲｪｿﾝﾋｮﾝ…ﾏﾝﾈいじめるのはここの流行りですか。」
と言いながらもﾍﾞｯﾄﾞをｲｪｿﾝに譲る。
ｲｪｿﾝ「俺は一緒に寝てもいいぞ？」
ｷｭﾋｮﾝ「俺が嫌です。」
ｲｪｿﾝ「なんかﾜｸﾜｸするな！修学旅行みたいでさ！」
ｷｭﾋｮﾝ「しません。明日早いですよ？早く寝てください。」
ｲｪｿﾝ「真面目かっ！」
ﾍﾞｯﾄﾞから何か降ってくる。
ｷｭﾋｮﾝ「ちょっと！ﾋｮﾝ何すんですか！変な物投げないで下さいよっ！」
ｲｪｿﾝ「それｻﾙﾎﾞﾎﾞ。」
ｷｭﾋｮﾝ「ｻﾙﾎﾞﾎﾞ？なん…」
ｲｪｿﾝ「安産のお守り。」
ｷｭﾋｮﾝ「え…」
ｲｪｿﾝ「Aもいっぱい持ってんだ。お前もそれ持って願ってやってくれ。無事に生まれるように…」
ｷｭﾋｮﾝ「ﾋｮﾝ…」
ｲｪｿﾝ「誰にも見せんじゃねえぞ。特にﾋﾁｮﾙﾋｮﾝ。初代ｻﾙﾎﾞﾎﾞはﾋﾁｮﾙﾋｮﾝに貰ったんだ。んじゃﾏﾝﾈ！おやすみ〜！」
背を向けて手を振る。
ｷｭﾋｮﾝ「…」
感謝の言葉を呑み込んで、その背中に頭を下げるｷｭﾋｮﾝ。
ｻﾙﾎﾞﾎﾞをｷﾞｭｯと握り、無事子供が生まれるように願う。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 494人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
璃子 - 続編ありがとう♪すごく嬉しいです♪♪今から読みに行ってきます＾０＾♪♪♪ (2014年9月18日 9時) (
レス) id: 91a4c5e6cb (このIDを非表示/違反報告)
ひかり♪(プロフ) - お久し振りです＾＾みんなそれぞれに気持ちを区切って幸せになれて良かったです＾＾ 続編嬉しいです！ありがとうございます＾＾ (2014年9月17日 16時) (携帯から) (レス) id: eb66ac2e50 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ナムさん» 一気に読んで頂いただけでなく読みごたえあるなんて嬉しいお言葉までありがとうございます。続編書いたのでいつでも来てください。 (2014年9月16日 8時) (レス) id: 20daec110a (このIDを非表示/違反報告)
bubu - so_yeong1227さん» お誕生日遅くなってしまったけどおめでとうございます！続編書いたのでいつでも来てくださいね。 (2014年9月16日 7時) (レス) id: 20daec110a (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 璃子さん» ありがとうございます。続編出来たのでいつでも来てください。 (2014年9月16日 7時) (レス) id: 20daec110a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：bubu | 作成日時：2013年10月31日 0時
