リトハウス９

芹奈（風邪） ページ10

せ「げっ、、げほっ。。ごほっ。げほっ。。」

あ「出た出た。どう少し楽になった?」

せ「うん。ゴロゴロならないし息もしやすい。」

あ「よかった。熱は…高そうだね。」


凄く濃いっていうか重い？痰が絡まってて何回咳をしても出なかったんだけど

うまく出ると凄く息がしやすくなった。

息はしやすくなったんだけどボーっとして頭も体も重たい。

体を動かすのも大変だからアサヒのほうをじぃっと見てると体温計を挟んでくれて

微熱も辛いけど高熱も辛いよねって。

うん。。辛いよ。。体が鉛みたいに重いし頭の重さは痛みに変わってきた。

ヒエピタをおでこと首に貼ってもらって解熱剤を飲んで少し目を瞑るとあっという間に朝。


ー朝ー

せ「37度8分。まだダルさはあるけどだいぶ楽。」

あ「顔もだいぶ赤くなってきたし薬効いてきたのかな？」

せ「明日には元気になりたい。。」


朝起きると昨日の朝と同じくらいの体の重さに変わってて薬に感謝。

昨日1日高熱だったから疲れが溜まっちゃったのかまだ起き上がるのには

アサヒに背中を上げてもらわないとだけど苦手なお粥も少しチャレンジする力が出てきた。

ヒエピタを交換してもらうと体が冷えてきて気持ち良い。

このままちゃんと休んでたら治るしアサヒがずっとそばにいてくれて

熱でポケポケしてたけどすごく幸せだった。

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