リトハウス25

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かれんサイド

先「おはよう、お薬塗んで！お熱どうやった？今血圧測っとるん？」

看「ok。今日もちょっと低いね。寝坊すけさんでさっき起こされたから遅くなっちゃったらしいです笑」

先「血圧低いと朝しんどいやろ。お薬出そうか？」

か「だいじょーぶ、それよりね、、今話していいの…かな？」

先「ええよ。話したくなったら何でも話して。友達だもん、いっぱい話そう？」


なかなか起きられない。。まぁいつものことなんだけど起きても体が全然言うこと効かないほうがしんどくて、起きて5分ぐらいそのまま横になってれば起き上がれるけど。

お薬欲しくないって言ったら嘘だけどでもお薬増えると分かんなくなっちゃうから、なくても生活できるし要らんって思うような、、。

話せる気分だし…パニック起きちゃうのが一番今苦しいんだよね。血圧低いのとかはちゃんと自分で対処できるんだけどパニック起きちゃうと自分で自分の体も考え方も抑えられないから。

誰かを困らせちゃったとか迷惑かけちゃったとか、、、お薬また入れてもらっちゃったとか、、色々考えちゃって誰にも会いたくなくなって殻に閉じこもっちゃうし。

そうなると守りたいものも守れないし、根本的に自分も守れない。蕁麻疹を抑えるお薬だったりおハゲを治すお薬はあるのにパニックを治すお薬はないの？



先「あったら一番先にかれんちゃんに飲ませたげたいなー。今かれんちゃんの中でパニックの何が怖い？」

か「自分じゃなくなるの。。…ここにいなくなる。。なんか変なの、、周りがおかしくなるしだれ？って。。」

先「自分が分からなくなるの？それとも周りが分かんなくなる？」

か「ん、、、とね、、、現実じゃない、夢みたいな。。とにかく分かんなくなる、」

先「そうなんか、しんどかったやろ。気づけんくてごめんな。」


初めて先生に怖かったことを言えてなんかスッキリした。ずっと怖くて、でも先生と話してると私が怖かったのはパニックじゃなくて現実なのか夢なのか分かんなくなるのが怖いって分かって。

先生たちの間では離人感って言うらしい。これやばいやつじゃないの、、？

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