ッ ページ17
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「え？なんで朝からそんな死んだ顔してんの？」
『……別に』
机の横に薄っぺらいスクールバッグをかけたチーノが、席に着くと同時にわたしの顔を覗き込んだ。機嫌の良くないわたしは、目線だけそっぽを向いて唇を尖らせる。
「嘘つけ絶対何かあったやろ。昨日の情報室でショッピと喧嘩でもしたん？」
『喧嘩じゃないし』
「喧嘩じゃないけど何かはあったんやな」
『うざい！』
「はあ！？心配してやっとるんやろがい！」
わざとらしいチーノの台パンをからかう余裕さえ、今のわたしにはなかった。昨日の夜ひとりでずっと考えたけど、ショッピくんが突然他人行儀になった理由はわからないまま。寝不足だしちょっと泣いたしで確かにチーノの言う通りわたしの顔は死んでるんだろう。いつもは出来る限り可愛く、ショッピくんを好きになってからはもっと可愛くをモットーにしていたけど、今日はもう鏡を見る気も起きない。これが失恋か。なんか思ってたのと違うけど、めちゃくちゃつらいな。
「なんや、やっぱショッピのこと好きなんやんけ」
『うざい』
「別に、じゃないんや」
『もーうざい！』
机の上に組んだ腕に顔を埋めたわたしの二の腕あたりを、チーノがちょんちょんとつつく。
「ほんまになんなん？まさかフラれた？」
『……フラれる以前に、なんか嫌われたっぽい』
「はあ？なんで？」
『知らない、けど、なんかしちゃったんだと思う。わかんない』
なんやかんや身内に優しいチーノが、俺がさりげなくショッピに聞こか？なんて心配そうにきいてくれたけど、わたしは顔を上げずに首を横に振った。なんか疲れたし、もう、いいや。
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馬場(プロフ) - 箱の湯さん» 箱の湯さん！こちらこそたくさんの嬉しいお言葉、感無量すぎます！本当ですか笑 ありがとうございます楽しみにしてますわたしも大好きです！！！ (2月12日 19時) (
レス) id: 26dcf45128 (このIDを非表示/違反報告)
箱の湯(プロフ) - 馬場さん» ゥオ！！まさか返信を頂けるとは思っておらず...！まさかすぎて感無量ですねエハイ！！！にしても馬場さんが描く新人組は健康にイイなア...。いつかライフラインの横に「馬場さんのイラスト」の項目を追加しますネ！！！！楽しみにしてて下さい！！！大好きです！！！！ (2月10日 20時) (レス) id: 23839ce7d7 (このIDを非表示/違反報告)
馬場(プロフ) - shiyuさん» shiyuさん、コメントありがとうございます！どストライク……！？嬉しすぎます！こちらこそ読んでくださってありがとうございました！ (2月10日 18時) (レス) id: be3a9a489c (このIDを非表示/違反報告)
馬場(プロフ) - 箱の湯さん» 箱の湯さん、コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいンですケド…！最後までお読みいただきありがとうございました！ (2月10日 18時) (レス) id: be3a9a489c (このIDを非表示/違反報告)
shiyu(プロフ) - 久々にこんなにどストライクな小説に出会えました。ありがとうございます。 (2月8日 21時) (レス) @page30 id: 199c730010 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：馬場 | 作成日時：2024年1月19日 21時
