二曲目 〃 ページ6
ちょっとピンク入ってます
ぐい、と腕を掴まれて彼の胸元に引っ張られる。驚いて上を見上げれば、蒼の水晶は間抜けづらの私を写し、近づいてくる。
口に暖かく濡れたものがあたる。驚いて微かに隙間を作ると、すぐに紅茶の味と赤い舌が流れ込む。
彼は私に紅茶を味わせたいのか、私を味わいたいのか、目的がつかめず私の口内を蹂躙する。
満足そうに目を細める彼に思わずなにかスイッチが入りそうになる。が
つ、と銀の糸を引いて彼は私から離れる。
gr「素直で可愛いな」
『まだ朝なんですが』
gr「夜ならいいのか？」
『・・はぁ』
彼から離れてワゴンの取っ手をつかむ。懐中時計を見ればもう食事の時間が差し迫っている。
『朝食のお時間ですよ』
gr「もうお腹いっぱい」
『でしたら間食も入りませんね』
gr「待ってくれ」
慌てて立ち上がる総統。ネクタイが曲がっていることに気づき手を伸ばす。
『身支度くらい整えてください』
gr「む、すまん」
きっちり直してから彼を見上げ、少しつま先を伸ばして頬に唇を落とす。
gr「！」
『・・ふ、やられっぱなしじゃないんですよ』
行きましょうと声をかけると、やられたなぁと嬉しそうに声を上げる。
三曲目 〃→←一曲目 Shall We Dance？（gr）
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まうるもち - 好きです....文章が神.....いつの間にか読み終えていた不思議 (2019年10月7日 23時) (
レス) id: a48c43d4d7 (このIDを非表示/違反報告)
碧月(プロフ) - 紫龍さん» 誤字ですごめんなさい！ご指摘ありがとうございます！ (2019年10月3日 6時) (レス) id: 8ab1994adc (このIDを非表示/違反報告)
紫龍 - 碧月さん» 失礼します…knさんの2条目『後者裏』って『校舎裏』の事ですか？誤字とかじゃなかったらすみません！！ (2019年10月2日 23時) (レス) id: ed1de518a2 (このIDを非表示/違反報告)
碧月(プロフ) - アルムさん» ご指摘ありがとうございます！ (2019年9月29日 9時) (レス) id: 8ab1994adc (このIDを非表示/違反報告)
アルム(プロフ) - コメント失礼します！碧月さんの作った小説はやっぱ神ですね！途中で気づきましたがemさんの小説の六限目の２０行目の「…そらは愛おしさへと…」は「…それは愛おしさへと…」じゃないでしょうか？間違ってたらすみません！更新楽しみにしています。 (2019年9月29日 8時) (レス) id: 9866a4ca3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧月
| 作成日時：2019年9月17日 6時
