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七五三掛「Aちゃん元気？」
吉澤「来るの遅くなってごめんね」
川島「久しぶり、体調どう？」
病室でゆったりしてると、しめちゃん達が来てくれた。お店のお菓子まで持ってきてくれて。
近くの椅子に腰掛け私が元気だということを知れば子供のように頭を撫でられた。髪の毛ぐしゃぐしゃにしないで欲しい。
吉澤「松倉くんと付き合ってた記憶はあるんだ」
『うん、1年もいかなかったけどね』
七五三掛「した記憶もあるの？」
川島「しめ暴走しないで」
『1歩間違ったらハラスメントだよ』
面会時間がどんどん過ぎていく中、
元太が来る気配はない。
しめちゃん達と話してても
早く会いたいと思うばかりだった。
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入院して、3週間が経った
無事退院することが出来て明日から学校へ。
緊張とほんの少しだけ恐怖心があった。
周りの目とかあの女の子たちに会うのが少し怖い。
松田「A？」
『…あ、元太。窓から登場するの？』
松田「あぁ、ごめん。電話かけても繋がんないから心配で」
言われたままスマホを確認すれば元太からの不在着信が1件来てた。
松田「明日、一緒に学校行こうね」
『…うん、ありがとう』
前もこうして話してたのかな、
なんだか、変な感じがする。
夢の中で感じてた温もりと似てる。
松田「……俺さ、海斗から連絡あった時めっちゃ怖かった、焦った。俺のせいでって悔やんだ」
『別に元太のせいじゃ…』
松田「ううん、俺がねあやふやにしてたから。Aに対しても、傷付けてばかりで最低なことばかりしてた」
元太はぎゅっと自分の洋服を握りしめ、
俯いたまま私の方なんて見ようとしなかった。
こんな時どうしたらいいか分からず近寄り頭を撫でた。ふわふわな柔らかい髪の毛を撫でれば、いつの間にか強く引き寄せられる。
松田「…だからこれで最後にする。」
松田「大好きだよ、A」
あぁ、そうだ
元太は私にとって物凄く大切な存在だったんだ
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ぴぴ(プロフ) - 舞さん» ありがとうございますー！そう言って頂けて、嬉しい限りです。 (2020年12月20日 11時) (
レス) id: e083ecf7aa (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - ほんとにこのお話大好きです。 (2020年12月16日 0時) (レス) id: 5ef67c839b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴ
| 作成日時：2020年12月5日 19時
