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日直で先生に頼まれたノートを職員室へ持っていって教室へ戻るとき。
前から集団で歩いてくる女の子達にぶつかりそうになった。
……あ、あの子葉月ちゃんのお友達だ。
そんなふうに軽く思ってるとそのお友達から話しかけられる。私、彼女と知り合いだったっけ、
着いてきてって言われて言われるがまま着いていけば屋上へ続く階段の所へ。
放課後だし尚更人気のない所だから少し暗くてなんで呼ばれたのか全く身に覚えがない。
`Aちゃんってさ、葉月から元太くんを取って楽しい？´
あ、そういう事か、
はっきり言えば面倒臭い
関わりたくないってそう思った。
『取ったつもりはないし、関係なくないですか？』
私の言ってることは間違ってないと思う
だって、なんで赤の他人に私たちのことを言われないといけないんだろう
`葉月は傷付いてるんだよ、なに言ってんの´
『それは申し訳ないけど、』
`ならきちんと謝んなよ。ほんと最低だよ´
`それに、海斗くんにまで手出してるってやばくない？性格悪いよ(笑)´
`みんな傷付いてんだよ´
何とも言えなかった
自分の身勝手でみんなを傷付けたことには変わりない
黙ってる私に余計イラついたのかひとりの手が伸びてきた。`なんか言いなよ´その言葉と共に軽く肩を押される。
力が入ってなかったせいか、簡単にふらつく私の身体
今までのツケが回ってきたんだろう
足元を滑らせ視界が揺らいだ。
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「Aちゃん！？良かった……っ、」
『葉月ちゃん、？』
白い天井と薬品の匂い
隣を見れば点滴に繋がれた私の腕
……うわ、なんか、背中いた。てか、身体中痛い、
松倉「A…！？葉月ちゃんから連絡あって、マジ焦った…、」
松田「心配かけんなよ…っ、でも、無事で良かった」
知ってる顔と知らない顔
私の名前を知ってるってことは、知り合いなのかな
『…海斗の隣にいる人は、海斗の友達？』
私のその言葉に静まり返る病室
みんなの表情も曇っていくばかりだった
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ぴぴ(プロフ) - 舞さん» ありがとうございますー！そう言って頂けて、嬉しい限りです。 (2020年12月20日 11時) (
レス) id: e083ecf7aa (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - ほんとにこのお話大好きです。 (2020年12月16日 0時) (レス) id: 5ef67c839b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴ
| 作成日時：2020年12月5日 19時
