みんなの愛され者 #5 【TJ】 (ページ3)

今日:1 hit、昨日:10 hit、合計:117,276 hit

･ページ3

・

休憩が入り、手の温もりは消えた。

…ね、今だけでいいからさ甘えてもいいかな。

触れてるだけなのに何だか凄く体調が良くなるの。

私から手を握る勇気は無かったから洋服の裾を握った。

優しいから、私の手はまた温もりに包まれる。

…私って、ほんとダメだ。

やっぱりどうしようもないくらい好き。

松田「ケイ誕プレ何欲しいの？」

松倉「なんでも嬉しい！」

宮近「今日松倉と一緒に買い物行くけど、元太も来る？」

松田「えーっ、どうしようかな！」

松倉「Aは？」

『…あ、ううん。ちゃかまちゅで楽しんできなよ！』

ドキッとした。

顔を上げたら、元太と目が合ったから。

視線はすぐ外れたけれどいつの間にか恋人繋ぎに変わってた。

何だろうね、何してんだろうね、

…なんで元太の手ってこんなにも温かいの？

松倉「Aは1番長くメッセージくれたよな！」

宮近「なんて？」

松倉「えっと、大好きなまちゅおめでとう！来世で結婚しようねって！」

『まって結婚しようねとか言ってない(笑)』

七五三掛「まつくきっしょ」

川島「しめ今日キレッキレだね」

中村「A俺にはそんなこと言ってくれなかった」

『ねえ、拗ねないで、うみくんが1番大好きだよ』

吉澤「なんなのお前ら(笑)」

そんな会話で持ち切り休憩が終わったあと、最終確認をしてその日の打ち合わせは終了した。

結局ちゃかちゃんとまちゅは出掛けて私達はそのまま帰りの準備をし始める。

しめちゃんにはいつ買ってたか分からないけど薬と水分補水液を貰い「今日はきちんと寝ること」とまたお母さんみたいなことを言われた。

七五三掛「A、自分に嘘ついたらダメだよ。何があっても絶対俺らが守るから」

何を言ってるのか、分からなかった。

しめちゃんの顔が真剣だった。

七五三掛「俺に任せて、」

『え、なに？』

七五三掛「元太、今日俺の代わりにAの看病してくれない？」

松田「おっけ！任せて！」

…まって、まって、

なんでそうなるの？なんで？

･