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今日は珍しく夜はかみちゃんとふたりきりで。
寒いから鍋作ってくれたんやけど、ミルフィーユ鍋に必要な白菜を買い忘れたらしくてそれを買う為にスーパーへ出掛けた。
最初はかみちゃんが行くって言ってたけど、かみちゃんは今日朝から働いてたから少しでもゆっくりして欲しくて、何とか言い聞かせて家を出た。
お目当ての白菜と、値引きされてたケーキをカゴに入れる。
余計なもん買ってきたらあかんからねって、お母さんみたいな事を言われたけど、ケーキは余計なもんやないもん。かみちゃんも喜ぶはず。
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スーパーを出て、家へと帰ってた。
みんなもう帰って来てるかな、なんて考えながら帰ってれば感じる違和感。というか、変
帰り道が他の人と同じなんて当たり前な事なんやけど、一定の間隔で歩かれてるような気がして、追い抜くなら追い抜いて欲しいのにずっと後ろを歩かれてる。
流石に怖くなってきて、少し早歩きにチェンジ
次に見える角を曲がったらダッシュしよう、
そう思って角を曲がったら思いっきり人にぶつかった。
「A何処行っててん、」
『望…、』
「どないしたん、そんな焦った顔して」
『…あ、いや、その、』
望のコートの中に包まれる。
布越しに望の手が回って、それが少し苦しい。
でも、何だか安心して私も望の背中に腕を回した。
良かった、ぶつかった人が望で。
知らない人やったら大事やし、何せ後ろを歩いてた人と接触してたかもしれない。
「大丈夫？」
『…やない、ちょっと怖かったかも、』
偶然と言えば、そうなんやろうけど。
ずっと後ろを歩かれて、あんまり人がいない道なのも相まって怖かった。勘違いで済ませればいいけど、距離を保たれるのは厄介。怖い。
早歩きになれば同じように早くなって、
追い抜けばいいのにそんなんもされなくて、
『ちょっと勘違いしすぎか、』
「落ち着くまで待つから遠慮せんといて」
回してた腕の力を少し強めた。
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☆(プロフ) - 毎日更新楽しみにしていました！読み終わっても何度も読み直すほど好きなお話です(´ω`)続編だして欲しいな〜と密かに思っております...♡ (2023年4月9日 3時) (
レス) @page41 id: b2a7d98e1c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - とっても素敵な作品で一気読みしちゃいました(T-T)更新心待ちにしてます！ (2023年4月6日 4時) (レス) @page39 id: 6089ae5abc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴ
| 作成日時：2022年11月10日 21時
