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Aside
転校して数週間経って少しずつお友達もできたから
不安のふの字も無いくらい毎日めっちゃ楽しい。
でも楽しい理由はもう1つある。
あ、来た。
光輝「Aちゃ〜ん！おはよ！」
『あ、光輝くん！おはよう！』
光輝「今日めっちゃ寒くない？」
『わかる！寒いやんな〜』
光輝「Aちゃん風邪ひかないでね？」
『うん笑 ありがとう笑 光輝くんもね？笑』
光輝「うん！ありがと！」
転校初日に挨拶して色々話してたら
好きなアーティストが同じでずっとお話ししてる
隣の席の光輝くん。
光輝って呼んで！って言われたけど
なんか馴れ馴れしいかな〜って思って
結局光輝くんって呼んでる笑
最初はちょっと怖そうやと思ってたけど話してみたら
全っっっ然そんなことない。
毎日光輝くんとお話しするのが私のひそかな楽しみ。
でもさ、、、、、
やけに私と距離が近い気がする。
ほら今も。
登校してきてすぐ自分の席にカバンを置いて
私と向かい合うように檜山くんの席に座って
私の机に伏せてる。
私ついこの前転校してきたばっかやで？
東京の高校生はこういうもんなんかな、、、、？
それに周りの女子たちの視線が怖い。
もうこれで分かった。
光輝くんはモテるんやな。
光成「おーい。そこどけー」
ちょっと経つと檜山くんが登校して来た。
光輝「やだ〜！！！！！」
光成「ちょ、光輝、まじ邪魔だって、、、
俺勉強しないといけないんだよ！」
駄々を捏ねて必死に私の机にしがみついてるけど
結局無理矢理檜山くんに退かされた光輝くんは
光輝「もう！」
って、頬をプクッてさせながら自分の席に戻った。
てかなんでそんな距離近いんやろ、、？
もしかして光輝くん私のこと好きなんかな。
いやいや笑 何考えてんねん笑
少女漫画の見すぎ笑
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作者名：ぴょっぴ | 作成日時：2023年12月17日 19時
