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ジャニーさんが足を止め

ゆっくりとドアが開かれた




顔を上げると
そこには 社長室の文字






その文字で

開けられた扉の前で立ち止まる




ジャ「 ここに座って 」


そう言われたから 恐る恐る足を動かし



「 失礼します 」

と面接の時のように椅子に座った









ジャ「 はい、これに目を通して 印鑑…

は今持ってないだろうから

拇印押して 」




目の前に出された紙と 朱肉




聞くからには拒否権はないんだと思いながらも

とりあえず紙に目を通した



.

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作者名：楼 | 作成日時：2020年5月12日 19時

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