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ロビーに降りると
すでにジャニーさんらしき人の姿があった
目が合い
待たせてしまっている気がして
小走りでジャニーさんの元へ向かう
ジャ「 そんな申し訳なさそうな顔
しなくていいのに 」
その言葉の後に
よく眠れたかい とつづけられた
「 ありがとうございます お陰様で… 」
ジャ「 まだ 家には帰りたくはない？ 」
「 … はい 」
わがままだと分かっていても
帰りたくはない
…
「 あの …やっぱり帰ります
親も心配してると思いますし 」
関係ない人までに迷惑をかけてはいけないと思った
でも
私が全く思ってもないことを言ってるのが気に食わなかったみたいで
ジャ「 YOU ちょっと今日ついてきてよ 」
私の言葉を聞き終わる前に車に向かっていってしまった
今の私に断る理由もなく、おとなしくついて行くことにした
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作者名：楼 | 作成日時：2020年5月12日 19時
