【吉沢亮】目隠しの世界【男主】

胸 を 焦 が す ページ12

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「ちょ、だめだって…んっ、」


亮「Aが悪いでしょ」



居酒屋のトイレで盛ってるやつがいる。なんでこうなったかと言うと、事務所の飲み会でまあみんなべろべろで。隣に座っていた神木くんがね、俺のこと気に入ってくれてて。



神「ねえ、Aはさ彼女いないの？」

「ん？いないですよ」

神「こんなにかわいいのに？」

「格好いいって言われたいんだけどなあ」



俺の手を取ってぷにぷにと両手で押すように触ってくる。と、ぎゅうっと自然な流れで恋人繋ぎにされ。



神「手も小さいね」

「そんなことないですよ」


神「それにいい匂いもする〜」

「へへ、亮くんに選んでもらった香水つけてきたから」

神「なにそれ！ちょっと妬けちゃうなあー」



繋がれていない方の手首を自分で匂いながら言うと、ぐいっと引っ張られ首もとに神木さん。首もとにある顔が微かに触れ少し長い神木くんの毛がくすぐったい。



「ふふふふ、くすぐったい」

神「まじでいい匂いする！」



柔く肩を押して離れた。そのあともなんだな他愛のない話をして、ちょっとお手洗いになんて言って席を立った。ちょっとトイレで休憩しよ、お酒飲みすぎちゃったなーなんて思いながら用を足して。手を洗う。




亮「Aちゃーん」


後ろからぎゅうっと包まれる感覚。



「亮くーん、どうしたの」






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