#118 ページ23
そして万次郎のレクチャーによりコツを掴めたタケミっちとその後ろに乗ってる万次郎が帰って来たところで解散し
タケミっちに話があると言われ千冬とタケミっちと一緒に河川敷へ
斜面は寝転がる千冬の隣に腰を下ろし、タケミっちは川を眺めていた
「何考えてんだ?」
「え?⋯⋯えっとその⋯」
千冬の問い掛けに狼狽えるタケミっちに何となく考えてる事が分かった
「この先どうなるんだろうな?黒龍が俺らの下について稀咲達が東卍から出ていって今や壱番隊が東卍で一番でかくなっちまった
黒龍側に裏があるとしても大寿は死ななかったし稀咲を東卍から追い出せた
「⋯⋯⋯うん⋯」
「⋯お別れだな、お前の生きる場所は12年後
「オレ⋯オレ⋯千冬!Aちゃん!今までありがとう!2人がいなかったらここまで来れなかった!!2人は俺の一生で一番のマブダチだ!!」
涙を流しながら想いを叫ぶタケミっちに微笑む
私達に秘密を共有するまでは1人でヒナちゃんのため頑張ってきたんだもの色々な想いが込み上げるよね⋯。
「12年後にまた会おう!それまで少しだけお別れだ」
「タケミっち!万次郎が道に迷いそうになったら手を引っ張ってあげてね!よろしくね、ヒーロー」
笑顔で言う千冬とは反対にタケミっちの想いと涙に釣られて私ももらい泣きしながら言えばタケミっちが振り向く
「はい!」
その目は力強く頷くもんだから、12年後ね!と言葉を交わした
タケミっちならどんな未来でも変えれる⋯そう信じてる。
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作者名:たまりんこ | 作成日時:2022年8月13日 12時