#113 ページ18
そして年明けて新年一発目の東京卍會の全体集会が行われた
「東卍と黒龍は対立してきた一度は和平協定が結ばれたが破堤、それは兄弟である弐番隊副隊長と黒龍総長の確執が原因だった。そして東卍は聖夜に黒龍とぶつかり激戦の末、勝利した
この件の事で皆の前で話したい奴が3人いる！
1人目！柴八戒前へ！」
ドラケンの呼び出しにより八戒が皆の前へ歩いて出た
「始まりは俺のくだらねぇちっちぇ嘘だった
そのちっちぇ嘘を守る為に俺は家族を⋯東卍を巻き込んだ。
そして事はデカくなり東卍対黒龍の抗争まで発展した全て俺の責任だ⋯みんなすまなかった」
「気にすんな八戒！抗争の火種なんてよそもそもいつでもちっちぇモンだ！」
「それに黒龍には勝ったんだ結界オーライっしょ！なぁみんな！」
頭を下げる八戒に周りが騒ついていたが
ムーチョとナホヤくんの言葉に皆が肯定し頭を上げた八戒は驚いていた
「八戒！！お前はこれからも東京卍會 弐番隊副隊長だ！！みんなもそれでいいよな！？」
そしてタカちゃんの言葉にまたしても盛り上がり八戒コールが響いた
「2人目は！！乾！前へ！！」
「イヌピーくんとココ！？」
ドラケンに呼ばれた現れた黒龍には私も周りも驚いていた
「″十一代目″ 黒龍、乾青宗だ」
「同じく九井一だ。十代目黒龍は東卍に負けた総長である柴大寿は引退、俺らは十一代目として黒龍を継いだ」
「⋯⋯そしてマイキーと話し合った結果、東卍の傘下に降る事にした」
「え！」
万次郎からそんな話聞かされてなかったが話した結果こういう事になったんだろう
何はともあれまたイヌピーくんとココと会えるのは嬉しい
「黒龍は壱番隊⋯つまり、花垣武道の下につく！」
「えぇぇぇー！！」
「壱番隊ぃいい！？」
万次郎のまさかの発言にタケミっちと私の声が木霊した
いや、驚いた⋯まさか壱番隊だとは思わなかった⋯
「黒龍が俺の下につく⋯？なんで⋯それは一体誰の判断なんですか？」
「「東卍に降るならオマエの下につきたい」それが
「100%裏があンな⋯」
万次郎が言ってた2人の意志に千冬はあまり良く思ってないみたいだけど私は大丈夫だと信じてる⋯。
「よろしくな！隊長」
「いきなり信じろとは言わねぇ力が必要な時は言え、手を貸す」
騒ついてたけれどもドラケンが静かにする様言えば辺りは静かになる
「この聖夜決戦を踏まえて最後に話したいのは俺だ」
そして最後に万次郎が改めて皆に向けて話し始めた
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作者名：たまりんこ | 作成日時：2022年8月13日 12時
