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「⋯黒龍?」
「マイキーすまねぇ」
大寿、ココ、イヌピーくんの姿を見て黒龍がここに居る事に気付いた万次郎に頭を下げるタカちゃんは自分で和平協定を作ったのに破ってしまった事を詫びた
「兄貴が気付いたんだお前のインパルスの音に⋯」
「⋯え?」
「そしたら場地がねこんなにコールがうめぇのは絶ッ対ェ三ツ谷だ!って二人がここに導いてくれた」
「⋯万次郎?」
「Aもここに居たんだ」
「⋯ごめん」
「⋯⋯アイツらがお前らの敵だな?」
万次郎の目には光が無く怒ってるような無のような⋯
「テメェが″無敵のマイキー″か!?」
「⋯なんで邪魔すんだ?」
「あ?」
「また″みんな″で走りてぇだけなのにAと三ツ谷が居なくなっちまったら兄貴も場地も悲しむだろ!?」
「マイキー⋯お前⋯」
大寿の問い掛けには答えずなぜ邪魔をするのかを聞いていた
何の邪魔をしているのか大寿は分かっておらず
私もよく分からなかった
すると、大寿の拳が万次郎の顔面に入りそのまま床に倒れてしまった
「万次郎ッッ!!!」
私の叫び声と同時に0時のお知らせで教会の鐘が鳴り響いた
「聖夜の鐘まで俺の勝利を祝福してる!!無敵のマイキー破れたりぃぃぃ!!」
「大寿テメェ殺す!!!」
大寿が高らかにしているところタカちゃんが走って行くが大寿の後ろには立ち上がる万次郎の姿は殴られた鼻は赤くなっていて口端が切れたのか血が流れていた
「
「もう止めとけ佐野万次郎、テメェとボスとじゃあレベルが違うお前はボスの覇道に転がってる小石にすぎねぇ」
「今日一番の力でぶん殴ったけど流石に一発じゃ沈まねぇか」
イヌピーくんが万次郎に言うが特に聞く耳も持たずだ
「⋯万次郎」
「無敵のマイキーはこんなモンか!?残念だ」
「⋯はぁ 一発もらったのは自分への戒めだ」
「あン?」
万次郎が飛んだらしく気付いたら大寿が倒れてた
「ボス⋯?」
「え?」
各々が驚きの声をあげ混乱していた
万次郎の蹴りをもろにくらい倒れてしまうなんて万次郎は弱くなってないむしろ強いんだ⋯。
「
「嘘だろ!?あの大寿が瞬殺⋯これが″無敵のマイキー″!!!」
「クリスマスはね兄貴と場地と走るって決めてたんだ」
そう言って胸元から出したのは東京卍結成時に買って圭介が大事にしてたお守り
「兄貴の
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作者名:たまりんこ | 作成日時:2022年8月13日 12時