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「さぁ、もうすぐ
アジト内で行われた集会の中、私は昨夜寝た小次楼の部屋としてる所で待機してる
待機と言っても両手は後ろで縛られて不自由なんだけど此処で待ってろと言われた
逃げるだとか圭介達と一緒に戦うべきかとか色々物思いに耽ったところで現状変わりはしないからただ黙ってベッドの端に腰掛けてるだけ
目を閉じて耳を澄ませば遠くの方でバイク音が聞こえれば、ぞろぞろと砂利や小石など踏む足音が響いてくる
壁には鍵が閉まってる小窓がありそこから顔を覗かすと闇夜に紛れた黒い特攻服の姿が目に映る
「来た⋯！」
圭介率いる東卍の壱番隊が姿を現した
目線の先には夜だと見えにくい黒の特攻服とは反対に見えやすい白の特攻服を着た四谷傀團が居る
って事は今このアジト内は誰も居ない？
そう思って、後ろ向きでドアノブを捻ると何故か回らない
「え」
鍵が掛かってるとしたら内側から開けれるはず⋯
正面向いてドアノブを見ればどうやら室外からしか鍵が掛からないらしい
「どんな構造！？」
こんな監 禁の様な部屋があってたまるか
それなら小次楼の部屋みたいって言ってたのも嘘だったわけか！
ドアもぶっ壊せる様な素材じゃないし⋯。
「騙された⋯」
内側から開けられないなら誰かが開けてくれるまで待つしかなく焦りを感じる。
外からは抗争が始まったのか怒声や殴打する音などが聞こえ始めた
「中で待ってるぜ、オレんとこまで辿り着けたら相手してやるよ場地⋯！！！」
「上等」
小次楼が圭介に言い放つ言葉が聞こえた
暫くするとカツカツと足音がこちらに近付くのに気付きドアの方を見つめる
外側から開錠する音が聞こえればギギギと古く鈍い音が鳴りドアが開かれた
「お待たせ、Aちゃん」
「！」
開かれたドアから現れたのは小次楼
月夜の中、前髪が影を作り更に不気味さを表していた。
「Aちゃんには特等席を用意したから見ていってよ⋯
部屋から出ると廊下には四谷傀團数名が居た
窓際に連れてかれると外の景色が見え、皆が必死に戦ってる姿が目に映る
その中には一際目立ってるのはやはり壱番隊の隊長でもある圭介だ
彼の喧嘩慣れと幼い頃から習っている空手で鍛えられた軸はブレずに綺麗な戦い方をしてる⋯性格はブレてるけど。
千冬も同様、空手はやってないものの喧嘩慣れしてるため拳や蹴りの威力は高い方だと思う
「すげぇな場地⋯でも、時間の問題だな」
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たまりんこ(プロフ) - あさん» あ様、コメントありがとうございます！自給自足として出したのですが、読んで頂き尚且つ震えて頂き嬉しいです(？)原作がどう進むのかまだ分からないため更新が止まってしまってますがもう暫くお待ちください(^^)あ様もお身体に気を付けてお過ごしください！ (8月15日 7時) (
レス) id: c23cdd5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 場地圭介からの手紙の夢小説をずっと探していまして、ようやく見つけて感動で震えております。夢主と絡む小次郎と龍星を見れて幸せです。最近は暑いので体調に気をつけてください。素敵な小説ありがとうございます。 (8月7日 2時) (レス) @page6 id: 0ecef43f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまりんこ | 作成日時：2023年6月6日 0時
