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楽しい時間はあっという間。
気がつけば日はすっかり傾いて、星が輝き始めていた。
「あー、楽しかったな〜」
「俺も！」
「なんか、帰りたくないな……」
「じゃあ、俺の家来る？」
「……え？」
突然、何かの温もりに包まれる。
もしかして私、抱き締められてる……！？
「夢みたい。 こうしてAと一日過ごして、今は俺の腕の中にいる。」
上鳴くんの声が、すぐ近くで聞こえる。
「ここ、人通るから……！」
「じゃあ、こっち。」
腕を引かれ、どこかの建物の裏につれていかれる。
「ここなら、いいでしょ？」
「ねぇ、A……」
上鳴くんにしては珍しく、言葉を詰まらせている。
「キス、していい？」
「……え、え！？」
「その、せっかく付き合うことになったんだし、Aの可愛い顔見てたら、えっと……」
「……いいよ。」
「ホントに！？」
「うん。」
上鳴くんだったら、いい。 瞬間的に、そんな風に思ってしまった。
上鳴くんの手が、私の頬に触れる。
そして、唇が重なった。
多分、私の顔は真っ赤。
「ありがと！」
なのに、上鳴くんは笑顔すら見せている。
「ズルいよ、上鳴くんばっか余裕みたいに……」
「俺だって、すげぇドキドキしてる。 ほら。」
手をとられ、上鳴くんの胸に当てられる。
彼の鼓動が伝わる。
緊張してるのは、私だけじゃなかったみたい。
「もう一回する。」
「ちょ……」
私が止めるより、上鳴くんが動くのが速かった。
「なんでそんなえろい顔すんの……」
―――「もう我慢できないんだけど。」
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桜 - 爆豪勝己×大人になった彼×ドSの続きが読みたいです (4月10日 18時) (
レス) @page29 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 辛かったよね，大丈夫だった？ (4月10日 17時) (レス) @page13 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 幸せ〜（ ´∀｀） (10月8日 23時) (レス) @page16 id: 833f72c9e6 (このIDを非表示/違反報告)
蟻馬 - 面白いですね!!!! あの、物間君の一人称、俺ってなってますけど、僕ですyo!! (8月8日 1時) (レス) id: bb6495e43f (このIDを非表示/違反報告)
🐼🍬🍫 - 僕も米津さん好きです！でも、最近はポルノグラフィティさんと、back numberさんと、マイファーストストーリーさんにハマってます。(笑) (2023年1月11日 0時) (レス) @page2 id: 78bf642dad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさもっち。
| 作成日時：2018年3月21日 23時
