今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:11,907 hit
小｜中｜大
61 溢れた涙 ページ11
「なにっ、これ･･･！」
「何って、指輪やけど？」
「いや、そういうことじゃなくて･･･」
いつ用意したの、とか、ホントに私でいいの、とか聞きたいことはたくさんある。
でも、口を開けば、嬉しくて涙が溢れてしまいそうだった。
「あの〜、そろそろこの体制キツいから、返事してくれへん？」
センラは方膝をついた、その姿勢のままだった。
返事･･･
「そんなの、“はい„に決まってるじゃん！」
「よかった･･･！」
ホッと肩を撫で下ろすセンラ。
よっぽど緊張してたんだね。 そう思うとなんだか可愛くて。
「指輪、つけてみていい･･･？」
「ええよ。」
真ん中にハートがついている、可愛らしい指輪だった。
センラは私の薬指に指輪をつけてくれた。
「似合っとるよ。」
「ありがとう。」
ふいに、センラに抱き締められた。
その瞬間、抑えていたものが目から溢れだした。
「A･･･、絶対幸せにするから。」
「うん･･･！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 102人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくらん(プロフ) - はじめて読まさせてもらいました！とてもおもしかったです！笑いが込み上げて来ます、最終回が近づいてますが、頑張ってください！応援してます！(*´∀｀)これで失礼します、 (2017年7月14日 19時) (
レス) id: 16e84da1e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うさもっち。
| 作成日時：2017年4月2日 21時
