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「ねぇ、デクくん……？」
「どうしたのAちゃん？」
「いや、どうしたのじゃなくて……」
「どうして私は押し倒されているのでしょうか。」
「え、だって、今日Aちゃんヒーローに触られてたでしょ？」
「だから、消毒。」
触られたって言っても、交戦した中で少し手が触れたくらい。
でも、デクくんはそんな些細なことも見逃さない。
「ほら、こっち見て。」
恥ずかしくて背けていた顔を、デクくんの手で正面に戻される。
そして、唇が重なる。
触れるだけの、優しいキス。
「触られたのって、この辺だよね？」
首筋に軽く触れ、そこに噛みつかれる。
「いっ……、跡、残っちゃう……」
「……え？」
優しかった彼の目が、突然威圧するような目に変わる。
「わざとつけてんだよ。 Aに虫が寄り付かないように。」
「Aは他の男の方がいいのかよ。」
乱暴に唇を重ねられる。
こんなキス、こんな荒い言葉づかいをするようになったのは、この環境のせいだろう。
そして、私のせいでもある。
所詮私も敵。
大好きな彼に、身を委ねるだけ。
「そんなことないよ？」
「出久のこと、大好きだもん。」
「じゃあ、Aからキスしてよ。」
言われるがまま、唇を重ねる。
開けろと言うように、唇に彼の舌が当たる。
口を開くと、ヌルッとした感触とともに舌が入ってくる。
彼を求めるように舌を絡めれば、大きく水音が響いた。
「デク、くん……ぁっ……」
「はぁ……A……」
慣れない呼び捨てで名前を呼ばれ、心臓が高鳴った。
何度も唇を重ねるうちに、2人とも息が上がり、顔が紅潮した。
もっと、したい……
私の脳内は欲望で埋め尽くされていた。
シャツのボタンを2つ外すだけで、彼を動かすには十分だった。
嬉しそうに口元を歪める。
「やっぱりイケナイ子だね、Aちゃんは。」
「じゃあ、ベッド行こっか。」
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マカロン様、リクエストありがとうございました！
そして、少々遅くなりましたが、殿堂入りありがとうございます！(T_T)
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みりん - ヤバい…かっちゃん&轟くんと死柄木&ダビペアが好きすぎる…この前知ったばかりなのにハマってきてる。私がいる。 特にかっちゃん。私の心臓もたないよ。 (2023年2月26日 22時) (
レス) @page38 id: 4264beaf5b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 完全に私欲ですが！耳責め回を増やしてほしいです…！ (2023年1月4日 2時) (レス) @page46 id: 090773d13c (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - お願いします夢主ちゃんと轟くんとかっちゃんの絡みをもっと増やしてください。 (2022年12月17日 16時) (レス) @page15 id: f9c36b0019 (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 物間くんめちゃ増やして欲しいです！ (2020年5月9日 20時) (レス) id: 8fefdf43eb (このIDを非表示/違反報告)
間葉 - 雪桜さん！！ですよね！！ (2019年7月14日 7時) (レス) id: 8e4a69fdea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさもっち。
| 作成日時：2018年10月31日 0時
