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自分の部屋に入るや否や、先輩はドアに手を伸ばし、鍵をかけた。
「何で鍵なんか……ん……っ」
尋ねるより早く、そのドアに身体を縫い付けられ、唇が塞がれていた。
「せんぱっ…い……？」
突然のことに上手く呼吸が出来ず、息が上がる。
キスの合間に、環先輩は一つ一つ言葉を紡ぐ。
「俺、普段あんな感じだけど……」
「んっ…俺だって、男だから……」
「……自覚しろよ。」
彼の普段は見せない表情に、ゾワリと体が震える。
「ごめん、なさい。」
反射的に謝罪の言葉が出てくる。
「そういうの、要らないからさ。」
環先輩は自らの首筋を指でトントンと小突く。
私が訳も分からず戸惑っていると、耳元に顔を寄せられる。
「……キスマーク。」
「……えっ？」
「じゃあ、俺が付けてあげる。」
首筋にチクリと痛みが走った。
「ほら、Aも。」
私は覚悟を決め、彼の白い首筋に吸いついた。
小さな紅い華が咲く。
環先輩は満足そうに目を細め、その姿に惹き込まれてしまう。
嫉妬という感情は、人をここまで変えてしまうものなのか。
「あ、あ……」
急に我に返ったのか、先輩の肩が震えている。
「ごごめんなさい、俺は何を……」
「だ、大丈夫ですよ？」
そう言いつつも、心臓はまだ煩く鳴っていた。
紅い顔を隠すように彼は私の肩に顔を乗せる。
息がかかってくすぐったくて、身を捩る。
「とにかく……」
「俺以外の男と喋る時は気をつけて。」
「Aは俺のモノなんだから。」
私は足早に去っていく彼の背中を見つめながら、コクコクと頷くことしかできなかった。
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はや様、デク様、リクエストありがとうございました！
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みりん - ヤバい…かっちゃん&轟くんと死柄木&ダビペアが好きすぎる…この前知ったばかりなのにハマってきてる。私がいる。 特にかっちゃん。私の心臓もたないよ。 (2023年2月26日 22時) (
レス) @page38 id: 4264beaf5b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 完全に私欲ですが！耳責め回を増やしてほしいです…！ (2023年1月4日 2時) (レス) @page46 id: 090773d13c (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - お願いします夢主ちゃんと轟くんとかっちゃんの絡みをもっと増やしてください。 (2022年12月17日 16時) (レス) @page15 id: f9c36b0019 (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 物間くんめちゃ増やして欲しいです！ (2020年5月9日 20時) (レス) id: 8fefdf43eb (このIDを非表示/違反報告)
間葉 - 雪桜さん！！ですよね！！ (2019年7月14日 7時) (レス) id: 8e4a69fdea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさもっち。
| 作成日時：2018年10月31日 0時
