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数週間後
今日も部活帰りにAのお見舞いへ行く。
熱を出したあの日からAは体調を崩すことが多くなり一日の大半をベッドの上で過ごすようになった。
クロ達もみんなAのことを心配していた。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
「あ、孤爪くん！」
孤爪「…調子どう？」
「うん、今日はなんだか言いみたい！」
孤爪「そう、なら良かった…」
「あっ、これジャージ返すの遅くなってごめんね…大切な物なのに…」
そう言っておずおずと俺が貸していた音駒ジャージを返した、よく見ると凄く綺麗になっていた。
孤爪「別に、そこまで大切じゃないし。」
「いや大切でしょ！笑」
孤爪「ｱﾘｶﾞﾄｳ…」
「ううん、それより私はまたバレー部の人達に会いたいなぁ〜」
孤爪「みんな心配してたよ、特に虎」
「え！？」
孤爪「『Aさんが居ねぇとモチベーション上がんねぇー！！！』って号泣してた」
「モチベーション！？大袈裟すぎ！」
孤爪「まぁ、気持ちはよくわかるｹﾄﾞ」
「え！？」
実際、Aがいない部活はやる気がわかない。
Aがいる時の部活は早く終わるのに、いないと遅く感じてバレーのプレーも調子が出ない、いつも以上にサボりたくなる。
孤爪「だからさ、早く元気になってまた部活…見にきて」
「…うん、早く元気になって見に行くね(*^^*)」
孤爪「クロも虎も皆、Aのこと待ってるから…」
「孤爪くんも？( ≖͈́ ·̫̮ ≖͈̀ )ﾆﾔｧ」
孤爪「うん、俺も。」
「ｯ、そっか！/////」
そう言って俺たちは指切りをし『絶対元気になってバレー部の皆の顔を見に来る』と言う約束を交わした。
本当のとこ『皆』じゃなく『俺だけ』を見にきて欲しい。まぁ、そんなこと言えないけど…
孤爪「A」
「ん？」
孤爪「前に聞いたAの『好きな人』って結局いるの？」
「へ！？いや、あのｯ…/////」
この反応、やっぱり居るんだ…薄々思ってたけど実際目にするとキツいかも。
「い、いる…かな/////」
孤爪「ふ〜ん」
「いや、でも！望みないし！それに私病気だし！」
孤爪「…病気とか関係ないと思う。」
「え…」
孤爪「だから、諦める必要ない…ｶﾗ」
そんなこと1ミリも思ってない、告白なんかしなければいい…
けど、俺はもしAと好きな人が付き合う事になったらどうするんだろう。
応援できるのかな…
「…うん、そうだね！！無理かもしれないけど頑張ってみる！」
続く (更新停止中)
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メガネ(プロフ) - 泣きましたァァァ(涙脆い) (2019年4月1日 2時) (
レス) id: c6018d0b79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し81060号 | 作成日時：2018年8月31日 11時
