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「ひひひ、ひな、日向((モゴッ」
びっくりして大声を出しそうになった時、いきなり慣れ親しんだ大きく優しい手に口を塞がれた
侑 「な、何やっとるん?こんなとこで」
日向 「え、あれなんで侑さんが俺の家に…?」
えっ、まさか寝ぼけてる?
侑 「寝ぼけとったらアカンよ?ここは翔陽くんの家やないで?」
日向 「へ?」
『あの、侑くん…((小声』
侑 『ええからAは黙って俺の後ろで隠れとき((小声』
『で、でも(๑º口º๑;;)』
もし、見つかったら…Σ(・∀・)
侑 『大丈夫や、Aの裸は俺だけのもんやし、他の奴なんかに俺の可愛ええ嫁さんの裸なんて見せてたまるか』
『侑くん…』
なんでだろう、さっきまで心配と恐怖の狭間だったのに侑くんの言葉ひとつでこんなに安心できるのは…侑くんが『大丈夫』って言うと本当に大丈夫なんだなって思える
日向 「ひぇ!?俺まさか寝ぼけてました!?」
侑 「ボケボケやったで〜」
日向 「すすす、すいません!!」
侑 「気にせんといて、間違えは誰にでもあるからな〜w」
日向 「ホントすいません!!あっ、けどAさんじゃなくてよかったです!」
Σ(・ω・;)ギクッ バレてないよね!?大丈夫だよね!?
そう思いながら大きな背中で隠してくれてる侑くんの方をちらっと見た
彼は顔色一つ変えなく真顔で、落ち着いた声で続けた
侑 「そやな〜、俺もAの裸を翔陽くんが見てたら絶対殺しとったわw」
日向 「:(ˊ◦ω◦ˋ): ハイ コロサレテマシタ…」
侑 「あ、あとな、トイレなら風呂場出てって右やで」
日向 「あ、アザっす!!」
侑 「それと今日は泊まって来ぃってAが言うとったで」
日向 「えっ、でも申し訳ないです!」
侑 「そう遠慮せんと、今日はリビング使ってくれて構わへんからな〜」
日向 「じ、じゃあお言葉に甘えて」
侑 「おん、そうしとき〜」
日向 「じゃ、失礼しました!おやすみなさい!」
侑 「ほーい、おやすみヾ(*´罒`*)」
ガチャリ
侑 「ほらな?大丈夫やったやろ?」
いつも通りからかったような声でそう私に聞いてきた。
いつもだったら怒るのに今日は何故か…
「うん、ありがとう。」
と、先に感謝の言葉が出ていた
高校の時から変わらない、ピンチの時には必ず助けてくれる彼は私のスーパーヒーローだ、これでまた侑くんの事が一段と好きになる私がいた
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志保(プロフ) - すっごく面白いのですが絵文字無い方が見やすいかもです(汗) (2021年3月28日 19時) (レス) id: 70434f609f (このIDを非表示/違反報告)
名無し81060号(プロフ) - 藍琉さん» 暖かいコメント、ありがとうございます!これからもツムやサムのイメージを壊さず書けれるよう頑張ります!続編ももちろん出すので良かった見てください!ツムが父親やってる姿、私も楽しんで描きます! (2020年7月16日 12時) (レス) id: 6291645e92 (このIDを非表示/違反報告)
藍琉(プロフ) - すごい!感動しました!ツムが父親って絶対楽しくて幸せですね!!続き楽しみです!!頑張ってください!!!!!! (2020年7月14日 19時) (レス) id: e2f068ce6d (このIDを非表示/違反報告)
声優LOVE - 牛島くん可愛い!続き楽しみです更新頑張って下さい! (2019年9月3日 20時) (レス) id: 9abf804052 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し81060号 | 作成日時:2018年6月19日 14時