宮家は今日も仲がいい

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「ん…」

侑「！？A！？」

「侑…くん？」




私は麻酔から目を覚ますと、病室のベットに寝かされていた。
そして目の前には目に涙を溜める侑くんの姿があった




侑「お疲れさん、よう頑張ったなぁ」

「うん」

侑「身体大丈夫か？」

「大丈夫！」

治「腹減ってへんか？」

「うん、って治くんも来てくれてたの！？」

治「ツムに呼び出されてな」

「ゴメンね、来てくれてありがとう。」

治「ええよ、俺も赤ちゃん見たかったし！」

「そっか笑」






けど、なんか疲れたな…帝王切開って言っても途中まで激痛に耐えてたし、改めて思うと壮絶だった(^^;;
もう当分、妊娠とか出産はいいかな







ｺﾝｺﾝ








看護師「失礼しま〜す、お待たせしました。」





そう言って、看護師さんはベビーベットを私の病室に運んできた。




侑.A.治「わぁ、可愛い/可愛ええ〜♡」






ベビーベットに寝かされてすやすやと眠ってる双子の赤ちゃん達、生まれたての可愛い我が子を見て何故か涙が溢れてきた。




侑「可愛ええな…」

「うんｯ、可愛いね…」

侑「アカン、なんや俺らの赤ちゃん見たら泣けてきたわｯ」

「侑くんの泣き虫w」

侑「Aも人のこと言えんやろw」

看護師「ぜひ抱っこしてあげてください(*^^*)」

「はい！」






そして私達は看護師さんの教えの元、初めて我が子を抱っこし、嬉しさと幸せを噛み締めた。





「やっと、やっと会えたね…パパもママもずっとアナタ達が生まれてくるの待ってたんだよ？」


侑「せやで、やっと会えたな〜。俺がとーちゃんとやで〜(*^^*)」


治「なぁ俺にも抱っこさせてくれへん？」

「もちろん！」





そう言って、治くんにバトンタッチした。
治くんはえらい慣れてる様子で抱っこし始めた。




治「始めして、俺が治兄ちゃんやで〜よろしゅうな(*^^*)」

侑「はん、治兄ちゃんってww叔父さんの間違えやろ？」

治「は？俺はまだ兄ちゃんの歳ですぅ〜、お前も何がとーちゃんや、精神年齢5歳が…」


侑「なんやと！？」





なんか嫌な予感が…


侑「もういっぺん言うてみ！」

治「精神年齢5歳や、言うてんねん！」

侑「このクソサム！！( ๑º言º)」


「ふぇっ、おぎゃあ！」

治「ｯ、よしよし起こしてもうたな、ゴメンな〜」

侑「よしよしびっくりしたな？大丈夫やで〜(^^;;」





何とか喧嘩にならなくて良かった…

これでやっと家族4人揃ったね、これからよろしくね

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