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「侑くん!?」
侑「これは物騒やで?」
女「…」
なんでこんな所に居るの?貴重な休憩中なんじゃ…
そう思うも、侑くんはこっちの気持ちお構い無しに
侑「大丈夫か?」
「うん」
女「アンタ何言ってんの?侑クンは私を心配してくれてんのよ、自惚れないでくれる?ね、侑クン♡」
そう言って、ベタベタと侑くんの腕を触り、ギュッと腕を握った。まるで侑くんは『私の』と言わんばかりに
侑「…怪我ないか?」
「え、あっ…」
女「ちょっ、無視なんてひどーい笑」
私のなのに、そうやって勝手にベタベタ触らないでよ…
侑「何してんねん」
「侑…くん」
女「この子がね、私達の邪魔するから懲らしめてたの、侑クンも邪魔だと思うデショ?」
侑「せやな〜、邪魔やわ」
女「ほら、こう言ってるよ?さっさと消えてw」
やっぱりカッコイイひとには美人が似合う、侑くんもこんなブスより美人の方がいいと思ってる、胸もデカいし…
侑「せやな、とっとと消えてくれんか?俺、喧し雌豚嫌いやねん。」
「ん…じゃあ帰るね…ごめんね」
玄関の方へ向かおうとすると、侑くんにグンっと腕を引っ張られた。
侑「なんでお前が帰んねん」
「え…?だって『消えて』って。」
侑「はぁ?俺が言うたんはコイツにや」
そう言って女の子の方をキッと睨みつけた
女「え、え?なに…言ってるの?」
侑「『何言ってんの』はこっちのセリフや、言うたやろ?俺、喧し雌豚嫌いやねんって」
女「だ、だって侑クンは私の事が好きなんでしょ?嫌々その子と結婚してるんでしょ?奥さんがいるからって嘘つかなくていいのよ?」
侑「アンタが何を勘違いしとるか知らんが、さっきから気色悪いで?」
女「へ?」
侑「てか、おたく誰?」
女「そんな…」
侑「二度とそのキモイ面見せんなや、わかったんなら消えろやクソ豚。」
女「ッ…」
そう言うと、女の子はバタバタと逃げるように走り去って行き、私は侑くんと二人きりになった。
そして侑くんは私をギュッと抱きしめてくれた、それが少し安心した。
侑「弁当、届けてくれてありがとうな。」
「どういたしまして。」
侑「けどな、一人で来たらアカンで危ないやろ!?」
「だって侑くんに届けたかったから…」
侑「それはありがとう。でも何かあったらどうするん?」
「…((シュン」
侑「…まぁ、A来てくれて嬉しかったし、今日のとこはええわ」
「うん!」
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志保(プロフ) - すっごく面白いのですが絵文字無い方が見やすいかもです(汗) (2021年3月28日 19時) (レス) id: 70434f609f (このIDを非表示/違反報告)
名無し81060号(プロフ) - 藍琉さん» 暖かいコメント、ありがとうございます!これからもツムやサムのイメージを壊さず書けれるよう頑張ります!続編ももちろん出すので良かった見てください!ツムが父親やってる姿、私も楽しんで描きます! (2020年7月16日 12時) (レス) id: 6291645e92 (このIDを非表示/違反報告)
藍琉(プロフ) - すごい!感動しました!ツムが父親って絶対楽しくて幸せですね!!続き楽しみです!!頑張ってください!!!!!! (2020年7月14日 19時) (レス) id: e2f068ce6d (このIDを非表示/違反報告)
声優LOVE - 牛島くん可愛い!続き楽しみです更新頑張って下さい! (2019年9月3日 20時) (レス) id: 9abf804052 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し81060号 | 作成日時:2018年6月19日 14時