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侑「そんなこと後でええ、Aには今説教したいんや!」
そう言うと、侑くんはお風呂に戻り、ものの数分で出てきて私を叱った、侑くんが私に叱ることはこの結婚生活はもちろん付き合ってる時ですら無かったから、本気で怒ってるんだと、心の中で思った。
侑「ええか!?Aが無茶やるんは昔っから知っとる」
「はい…」
侑「人に頼ることが苦手なんも知っとる」
「…(言葉も出ない。)」
侑「やけど、俺には頼って欲しい。気遣ってくれるんは嬉しいけどな」
「…ゴメンナサイ…」
侑「あんま頼らんと心配になる…」
「えっ」
侑「俺って頼りないんかなって…」
そう言った侑くんの顔は少し悲しそうに見えた。
頼りなくなんてない!むしろ頼りにしてるくらい、でも考えちゃうの、私がたくさんわがままって愛想つかされたら…『嫌い』って言われたらきっと私は生きていけない。
「私…結構わがままだよ?」
侑「おん」
「愛想つかすよ?」
侑「いやそれは無い( ˙-˙ )」
「それに面倒臭いよ?」
侑「あのなぁ、そろそろ自覚してくれへん?」
「?」
そう言って私をギュッと抱きしめ頭を撫でながら
侑「Aを嫌いになるとかありえへんし、俺はAにめっちゃ惚れとるってこといつになったらわかってくれマス?」
「…/////」
侑「お前への『面倒臭い』も『愛想つかす』も俺にとっては天地がひっくり返ってもありえへんねん」
「う…ん」
侑「むしろご褒美や(*`ω´*)ドヤッ」
いや、ご褒美って…
侑「やから、安心して俺の傍に居ったらええんや」
「うんッ/////」
侑「ん、わかったらええ!!よし、紅茶やったな?すぐ入れたるから待っとってな!」
「うん」
そう言うと、おもむろに立ち上がりキッチンへ向かい暖かい紅茶を入れてくれた
「お、美味しい(⑉•̆ ·̭ •⑉)」
侑「そらよかったんやけどその顔は何?」
「なんで私より紅茶の入れ方上手いの…なんか小癪」
侑「なんでやねんwwけどまぁ強いて言えば愛情かな?(*`ω´*)ドヤッ」
「愛情…」
侑「せや!」
元気よく返事をしたかと思えば、侑くんは私の傍に来て、ぎゅーっと抱きしめた。
侑「俺の大事な奥さんやからな、愛情たっぷりや!!」
「(*´ ˘ `*)フフ ありがとう」
そう言って私も優しく侑くんを抱きしめた。
それから夫婦水入らず、2人だけの甘い夜を共にした。
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志保(プロフ) - すっごく面白いのですが絵文字無い方が見やすいかもです(汗) (2021年3月28日 19時) (レス) id: 70434f609f (このIDを非表示/違反報告)
名無し81060号(プロフ) - 藍琉さん» 暖かいコメント、ありがとうございます!これからもツムやサムのイメージを壊さず書けれるよう頑張ります!続編ももちろん出すので良かった見てください!ツムが父親やってる姿、私も楽しんで描きます! (2020年7月16日 12時) (レス) id: 6291645e92 (このIDを非表示/違反報告)
藍琉(プロフ) - すごい!感動しました!ツムが父親って絶対楽しくて幸せですね!!続き楽しみです!!頑張ってください!!!!!! (2020年7月14日 19時) (レス) id: e2f068ce6d (このIDを非表示/違反報告)
声優LOVE - 牛島くん可愛い!続き楽しみです更新頑張って下さい! (2019年9月3日 20時) (レス) id: 9abf804052 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し81060号 | 作成日時:2018年6月19日 14時