宮家は今日も仲がいい

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夜いつもと同じ時間で帰って来ると、Aの姿が見えんかった、電気も付いとらんし『出かけとるんか？』思ったけど靴はある。






侑 「A？居らへんの？」






昼寝しとってまだ寝とるんか？けどあれやな、やっぱAからの『おかえり』とお出迎え無いと寂しいな…







侑 「あっ、せや！Aの好きなゼリーでも買うてこ( *¯ ꒳¯*)」








きっとびっくりして、また俺に惚れ直すでぇ〜、そうなったら俺、どないしよ(///∇///)ゞ





1時間後





アカン！ジャンプ読んどったら遅なった！きっとA家で寂しがっとるやろうな…




ｶﾞﾁｬﾘ





侑 「遅なってスマン！今、帰ってたで！」






ｼｰﾝ







あれ、おかしいなまだ寝とるんか？
そう思って、少し心配して寝室へ足を運んだ




侑 「A〜、起きとるか？」

「ﾋｯｸ…」






布団からすすり泣くAの声が聞こえた。






侑 「なに、泣いてんねん…」

「…ないで」

侑 「は？」

「来ないで！」

侑 「はっ！？急にどないした？何かあったん？」






泣くAの近くにより、触ろうとしたら大声で





「嘘つき！侑くんなんて大嫌い！」

侑 「は！？なんでやねん！意味わからんのやけど」

「侑くん…浮気してるんでしょ？」

侑 「え？」





浮気って俺が？なんでそないな事になってんねん




「ずっと、ずっと私に嘘ついてたの？『愛してる』って言ったのも嘘だったの？」


侑 「ちゃうって！誤解や！てか、俺初耳なんやけど！？」

「じゃあ、これはなに？」









そう言ってスマホの画面を俺の方に向けてきて、目を見張った。

そこにはなんの記憶もあらへん記事





『ジャッカル宮侑、熱愛報道！決定的な場面を激写！』






と言う内容、いやマジで記憶ないんやけど！
あれ、けどこの女どっかで…


侑 「こんなん記憶にない」

「まだ嘘つくの？」

侑「ちゃうって！ホンマに！それに俺、Aやないとたt((もういい は？」

「もう侑くんなんて知らない！大嫌い！さよなら。」

侑 「A！！」





ｶﾞﾁｬﾝ!!






行き良いよくドアが閉まりAは俺を残して家を飛び出した


普通やったらここで追いかけるんやけど、俺は追いかけんかった、記憶ない浮気をしてないと言う確信がもてへんかったからや。




どないしよ…




Aが居らんくなった家は普段の家とは思えんほど凄く冷たく寂しかった

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