鈴木さん家の日常 7

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達「佳那の知らない、俺････？」

佳那「うん。あたしね、達央が思ってるよりも達央のこと考えてる････仕事行ったばっかりなのに早く帰ってこないかなぁ、今どんな台詞言ってるかな〜とか。でも実際はわかんないじゃない？まぁそれが当たり前なんだけど、あたしは皆から教えてもらえる。だから、あたしの知らなかった達央のことをちょっとでも知れて嬉しいなぁ〜って思うの♪」

達「そういう意味か」

佳那「ふふっ、離れてる間はあたし絶賛片想い中なの♡」

達「ばーか。それは俺だって････」

佳那「ん？」

達「俺だってな、家出た瞬間からずっと佳那の声聴きたいとか、眼に映したいとか触れたいとか抱きたいとか思ってる。だから片想いじゃねぇし」

佳那「何か一部気になる単語が///」

達「愛してる女がいる、傍にいるって凄いことだなって毎日思ってる。祥太郎さんとも話してたんだ」

佳那「祥太郎さんと？」

達「あぁ。そういう存在がいることが糧にも活力にもなるし、俺達はそういうとこも恵まれてる。早く前野と翔太にもそういう存在が出来たらいいなって」

佳那「そっか〜でも、その日はそんなに遠くないかもよ？」

達「え？お前、何か知ってんの？」

佳那「それは秘密♪あたしとお友達の間のね♪」

達「友達か(笑)
あと白状するけど、佳那と一緒にいて俺が嫉妬しないのって、今までYORKE.と紀章さんと林と優だけだったのに、今はそこに翔太も祥太郎さんも前野も加わってる感じがして最近ずっと不思議だった。けど、それはお前と皆の関係性が深くなったからかもしれねぇって、今話聞いてて思った」

佳那「えーそれ初耳w」

達「そりゃ言ってねぇし。スーパーの店員が男だったら話してるだけで俺はイラっとする」

佳那「それはあたしだってそうよ！女性声優さんとかスタッフさんだって、達央に気があるんじゃないかってヒヤヒヤしてるもん〜でもスパイはあちこちにいるから、浮気なんて出来ないからね♪」

達「だから、俺はお前しか見てねぇって。今までも昨日も散々わからせたつもりだったんだけど、まだまだ足りないみたいだなぁー」

佳那「ふふっ、わかってても思っちゃうもんなの♪」

達「そういうもん？」

佳那「そーいうもん♪」

達「ふーん。だからか」

佳那「え？」

達「あぁ、つまり佳那は結婚して子供産んだって毎日俺に恋してくれてるってことだろ？」

佳那「うん、まぁそうなる････ね///」



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