切れかけの糸（しげサイド） ページ40
『しげ、珍しいですね、あんなキレるなんて。』
重｢見てたんか!?｣
『丸聞こえですよ、』
重｢そっか。ごめん。こんなとこ見せて。｣
『反省してるじゃないですか、』
重｢え？｣
『ごめん。って。』
『さすがにあれは言い過ぎですね、八つ当たりにしてもヒド過ぎます、あんなこと言われたら神山くん泣いちゃいますよ』
重｢せやな…｣
『でも！……でもきっと神山くんもわかってると思いますよ、しげの重荷とか、いろいろ大変な時期だ、とか。』
重｢悪い。ってわかってんねんけど謝んの怖いわ。｣
『しげ！』
そう俺の頬を両手で優しく包む。
『大丈夫だよ。しげなら。』
重｢俺、今からあいつに謝りに行ってくる｣
『しげーー！走れぇーー！』
俺は走った。ありったけの力を振り絞って。
でもそれ以上に、あいつに俺は惹かれていた。
俺に力をくれた。切れかけた糸を戻してくれた、あいつに。
俺を認めて、信じてくれた、あいつを
俺のモノにしたい。
その気持だけは
確かや。
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青めぐミン(プロフ) - あおさん» ありがと！一応あえてRにしてみたんだけどやっぱり変かな？これからも応援よろしくありがとう (2015年4月2日 18時) (
レス) id: 34b3485816 (このIDを非表示/違反報告)
あお - LINEはRじゃなくて、Lだよ！♪頑張ってくださいね！応援してまぁす´∀` (2015年3月30日 21時) (レス) id: d174584019 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみるく | 作成日時：2015年3月18日 7時
