・ ページ47
名前『ありがとうミヒャ
嬉しいけど…でも、ごめん
僕は暫く日本を離れられそうにないんだ』
カイザー『俺が祝ってやろうと言ってるのにか?』
カイザーの声が少し低くなった気がした
名前『気持ちはすっごく嬉しいよ
今僕ねある実験で“ブルーロック“にいるんだ』
カイザー『“ブルーロック“?』
名前『“青い監獄“って意味だよ
僕はね今…“宿敵“と“相棒“を見つけ出したいの』
カイザー『俺以上に素質がある奴がいるのか?』
名前『ミヒャが凄いのは分かってるし…
僕はミヒャを尊敬してる』
名前がそう言うと少し口角を上げて声が興奮なのか高くなる
名前『でもね…僕ね今少しワクワクしてるんだ…それにね、いい感じの選手がいるからさちょっとその子で忙しくなるかも』
カイザー『名前のお気に入りかぁ…
名 前は?どんな奴だ…』
名前『お気に入りって程でもないよ
名 前は“潔 世一“くんって子だよ
もしかしたら、ミヒャとも会うかもね…
その時は意地悪しないで優しくしてあげてよ?』
カイザー『会えるんだな?
お前にもその“お気に入り“にも…』
名前『もちろん会えるよ!
でも、会う国は日本かもしれないから
シャンパンは飲めないけど…
その時は僕がノンアルコールのシャンパンを用意しておいておくよ!』
カイザー『それはクソ良いな♡
また、連絡するじゃあな名前 ♡』
名前『うん、またねミヒャ』
【ツーツー】
カイザーとの電話を終える
名前「にしても、ミヒャ
なんで潔くんのこと気になったんだろう?」
名前はそんなこと考えながら
廊下を歩き出して管制室に向かう
____________________
【ツーツー】
名前との電話を終えるとカイザーは
外を見てみると外は暗く夜だ
カイザー「ふぅ…」
カイザーはスマホの電話アプリから写真アプリに移ると【Schatz】と書かれたフォルダを開くと写真を見る、その写真は名前だった。しかし、ほとんどのものがカメラ目線ではなく盗撮した写真ばかり…そんな写真の名前をカイザーは見つめると少し微笑むと
カイザー「俺の名前を奪おうとするなんてなぁ
“潔 世一“…名 前は覚えたぞ
今のうちに楽しんでおけよ?
クソ潰してやるからな」
そんなカイザーの目は黒く渦を巻いていた
76人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年5月25日 22時