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千切「最初から居たのかよ…」


名前「そう言われてみると、そうだね
取り敢えず第一試合お疲れ様〜試合の感想を言う前に…」


名前はそう言うと潔に近づく


潔「名前?」


名前「ていっ!」


【ペチンッ!】


潔「イッテェ!?」


名前は座り込んだままの潔に
思いっきりデコピンをかます
いい音が鳴ったが…そこまで痛くはない


久遠「潔くん!?」


臥牙丸「何してんだ名前?」


名前「全く…お団子サッカー始まった時に
僕を見てさぁ…僕がいくら可愛いからって
余所見はいただけないなぁ」


名前は自分の両手で頬を包み可愛らしいポーズを取る、皆んなが何言ってんだって顔をしてる中… 名前はもう一度潔に向き直り


名前「まぁ、おふざけはここまでにしといて…

潔くん僕を見たって答えは出てこないよ?
あの時は偶々僕が馬狼くんの行動に気づいて
指を刺したから君は馬狼くんに反応出来た…

でも、次もしも同じことしたら…
足引きちぎれるくらいのトレーニングメニューやらすからね?分かった?」


潔「は、はい…」


名前は潔に顔を近づけて睨む、潔が返事をすると蒼は離れて元に戻る、名前のいう通りあの時
どうすれば良いか分からず名前を見てしまった
名前があの時指を指していなければ答えに辿り着けなかったりだろう…


蜂楽「そーいうことかー」


名前「うん、潔くんに注意しに来たよ、って…
蜂楽くんせめて下は着ようか…風邪ひくよ?
…あと試合の感想だね」


名前は思い出したようになると先程とは雰囲気が変わった


名前「面白かったよ………“滑稽“で」


そう言う名前の目は下を見るような冷たい目をしていた


雷市「あ“あ“?んだとテメェ!?」


國神「やめろ雷市!!」


滑稽と言われてキレた雷市は名前に掴み掛かろうとするのを國神は直ぐに止める


名前「怒らないでよ雷市くん
僕は思ったことを言ったまでだ…
お団子サッカーなんて今時の小学生もやらないよ?展開も読めちゃって中盤はアレだったしね…」


名前にそう言われて全員が気まずそうな雰囲気になる


名前「馬狼くん達が先に1になったってだけ
今から君たちの中の誰かが1になればいい
それに、最後のアレは凄かったよ
そして、今君達は僕の求めてた答えを導き出した。それだけで十分。後はその1が誰がなってどう動けるか…」


名前は潔達を励ます
名前の顔は先程より明るくなった

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作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年5月25日 22時

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