期待されたいエゴイスト２【ブルーロック】 (ページ20)

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名前「あと、冗談抜きで気づかないと…
“ここ“では簡単に堕ちていくからね？(精々這い上がってよね、僕の期待を裏切らないでよ…？)」

そんなことを言う蒼の目は絵心と同じ目だ

「「「！」」」

【ウィーン】

名前は控室を出ると次はチームXのロッカールームに向かう

名前「今だに許せないんだよ…
世界を何一つ知らない癖にお父さんに期待されてるなんて」(ボソッ)

名前は小走りでロッカールームに向かうと扉を開けた

【ウィーン】

名前「やぁやぁチームXのみんな
試合前の体調チェックに来たよー」

「名前じゃん」

「今日も可愛いなー」

名前「当たり前のことを言わないでね〜
あ、ミーティング中？
ごめんだけど体調チェックするよ〜」

全員の名前を呼びながら体調チェックしていく、最後に呼んだのは

名前「馬狼くん」

馬狼「あ“？」

名前「名前を呼んだだけじゃん
もしかして部屋の掃除足りなかった？」

馬狼は名前が名前を呼ぶと少し睨んで来た
普段から絵心の代わりに家事全般を行っているため掃除は得意だが、馬狼は綺麗好きだ

馬狼「それについては、及第点だ
特別に褒めてやる」

名前「おぉ…」

馬狼は立ち上がると近づいて
頭をわしゃわしゃと雑に撫でる
撫でられるのは好きな名前だが
馬狼は慣れてないせいか少し力が強い

名前「それは光栄だね、それじゃあ
僕は次のチームに行くからもう行くね〜
チームXの試合を観に行くからまたね〜」

馬狼「あぁ」

【ウィーン】

控室を出るとボサボサになった髪を直しながらチームYに向かう

名前「うー髪がボサボサ…
撫でられるのは好きだけど、ボサボサになるのはあんまり好きじゃないなぁ」

【ウィーン】

名前「ミーティング中に失礼しまーす
体調チェックのために可愛い僕が来たよー」

二子「あぁ、名前くんお疲れ様です」

名前「やっほーニ子くん調子はどう？」

ニ子「バッチリです」

名前「なら良かった」

二子は目は見えないが案外いい奴だ
同い年なお陰か接しやすい

大川「よう、名前」

名前「やぁ大川くん君も調子はどう？」

大川「いい感じだな」

大川は見た目が少し怖いが…彼もいい奴だ

名前「なら良かったよ
他のみんなも名前呼ぶから返事よろしく〜」

名前が名前を呼んで確認していくと
キックオフの時間が迫っている為、急いでチームVに向かう