1話 入寮テスト ページ1
帝襟アンリが運転する車でバスを追いかけるように走りながらブルーロックに向かっていると…
絵心「名前」
名前「ん?何?お父さん」
車の中で後部座席に座りパソコンで予定を確認している名前の隣で座っている絵心が声を掛ける
絵心「お前が気に入った奴が居たら、そこで仕事して良いぞ」
名前「えっ、いいの?」
絵心「お前なら良い感じになる…
それに、お前が見定める必要もある」
名前「!…うん、ありがとうお父さん」
絵心「ただ、無理はするな」
名前「分かってるよ。そこは気をつける」
そんな会話を終えると絵心は車の外の景色を眺め名前はパソコンに戻り予定を確認する
絵心もそれ以上の会話をしない
アンリ「(い、居心地悪い…)」
運転をしている帝襟アンリは会話のない
車内の居心地の悪さを感じていたが
絵心と名前の2人は仲が悪い訳ではないむしろ良い方、2人は会話が無くても気まずくならず必要以上の会話をあまりしないタイプ
アンリ「(本当にこの2人親子なの?
似ているところはあるけど…)」
____________________
絵心「そうだアンリちゃん」
アンリ「どうしました絵心さん?」
絵心「紹介する奴がいる」
【ピッ】
絵心『“ 名前“入ってこい』
絵心はインカムで“ 名前“を呼ぶ
【ウィーン】
?「呼んだお父さん?」
入ってきたのはブカブカのアウターを着た
パソコンを片手に持った中学生くらいの小さな女の子だった
アンリ「絵心さん…この子は?
(え?というか…今この子、絵心さんのこと“お父さん“って呼んだ?)」
絵心「自己紹介しろ」
?「はーい、僕の名 前は絵心 名前でーす
絵心 甚八の子供だよ〜」
アンリ「絵心さんの子供…
絵心さんの子供ぉ!?」
蒼の口から出た[絵心 甚八の子供]という
言葉にアンリは驚きを隠せなかった
アンリ「絵心さん子供いたんですか!?」
絵心「そこまで驚くことでもないでしょ…
ブルーロックのセキュリティ強化や
ブルーロックマンのことについてはコイツに任せる」
蒼「アンリちゃんだっけ?よろしくねー」
アンリ「よ、よろしくお願いします!」
蒼「僕アンリちゃんはより年下だから敬語使わなくていいよー」
絵心「自己紹介はもう良い、名前
引き続きセキュリティとブルーロックマンの方頼むぞ」
名前「はーい」
76人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年5月25日 22時