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淡々と、世界の有名選手の話をする絵心。その言葉はどれも尖っていて、自己中心的な言葉ばかり
絵心「どうだ、最悪だろ?!でもコイツらがNo.1なんだ。革命的なストライカーたちは皆、稀代の“エゴイスト“なんだ!日本サッカーに足りないのはエゴそれだ!
世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。俺は、そんな人間を誕生させたい。この299人の屍の上に立つ、たった一人の英雄を…さぁ、才能の原石共よ。最後に一つ説明をしよう。想像しろ、舞台はW杯決勝。八万人の大観衆、お前はそのピッチにいる。
スコアは0−0、後半アディショナルタイム。ラストプレー、味方からのパスに抜け出したお前は、GKと一対一。右6メートルには味方が一人。パスを出せば確実に一点が奪える場面…
全国民の期待、優勝がかかったそんな場面で
迷わず撃ち抜ける。そんなイカれたエゴイストだけ
この先へ進め…もう一度言い改めよう
サッカーとはお前らストライカーのためにあるスポーツだ。お前以外の人間はピッチの脇役だと思え、常識を捨てろ、ピッチの上ではお前が主役だ」
スクリーンが上がり入り口を開く
絵心「己のゴールを何よりの喜びとし、その瞬間のためだけに生きろ_それが、ストライカー…だろ?」
そう言うと1人走りだした
名前「(躊躇なく行った…!)」
するとそれに続くように走り出し
300人全員が参加した。全員が行き終わり
3人が取り残された
名前「お父さん全員行き終わったよ
今バスに乗せてる」
絵心「分かった」
アンリ「まさか、全員参加なんて…」
名前「想定内だよアンリちゃん」
絵心「さぁ…始めようか名前、アンリちゃん。
世界で一のフットボールが熱い場所を…」
アンリ「はい!」
名前「了解」
こうして始まった_
ストライカーが誕生する物語が
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作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年3月1日 0時