ー2話 非日常 ページ37
それから、カイザーは練習試合での名前への
妨害行為などは変わらなかったが…
カイザー「名前 ♪どこに行くんだ?」
名前「え、汗かいたからシャワールーム行こうと思ってるけど…」
カイザー「名前じゃ届かないんじゃないか?
俺も行ってやろうか?♡」
名前「そこまで小さくないよ!」
この様に、よく名前に絡んでくる様になった
たまに2人きりになるタイミングがある時は
名前の体をセクハラくらいに触ってくる
名前「あぁ…疲れた」
名前は今までとルーティンは変わらないのに
絡んでくる人がいるだけでここまで
疲れに違いが出るのかと、困惑している
ノアに相談すれば、ノアが注意してくれるだろうが…何かしら怒りを買って余計面倒なことになることを予測して
名前は気にしない様にしている。少し弱音を吐きながらクラブハウスの階段を降りていると…
?「どーも!」
名前「!…ネスくん」
前から声を掛けられ見てみると階段の数段下にネスがいた。いつものニコニコとした笑顔だが、相変わらず目が笑っていない
名前はネスが苦手だ
その理由は、カイザーが絡んでくる様になってからネスは普段から睨みつけて来たり
練習試合中の妨害がどんどん乱暴になって来ている気がする。極め付けは名前の備品がよく隠される様になっている気がする…今のところ全て早く見つかるが、名前は何故こんなことをするのかあまり理由が分からなかった
名前「ど、どうしたの?ネスくんから話し掛けてくるなんて…」
ネス「そろそろお前に注意したいことがあるんです」
蒼「注意?」
ネス「カイザーに何したのかは知らねぇですけど…
あんまり調子乗りすぎんじゃねぇです!
クソ名前!バカ名前!クズ名前!」
名前「!?」
ネスは目の笑ってない笑顔は消えて
怖い怒りを露わにした顔で丁寧語混じりの暴言を吐く
【グラッ】
名前「あっ」
ネス「え?」
名前は驚いて足を滑らせてしまいバランスを崩して階段から落ちてしまう…ネスも予想外だったのか咄嗟に腕を広げて受け止める体制になる
【ドサッ】
ネス「イッ!………は?」
名前「び、ビックリした…!
ご、ごめんネスくん大丈夫!?」
ネスは何とか名前を抱きしめる状態で受け止めるが、尻餅をついて倒れてしまう
名前は特に怪我はなく無事だった。ネスに怪我が無いか確認しようと離れようとするが_
【ギュッ】
名前「へ?」
ネス「…」
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作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年3月1日 0時