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名前「！？(アイツ…ボールを視てない！？)」
シュートを撃つであろうカイザーはボールを見ていなかった。いや、正確に言えば
全体を見て状況を確認しているのだろうか
そして＿
【ボンッ！！！】
【ﾊﾞｼｭｯー！！！】
名前「(はっや！？)」
カイザーが撃った超速のシュートは
相手全員の間を縫ってゴールに入った
名前はそのシュートに驚くしかなかった
ネス「カイザーやっるぅ！」
【パァン！】
綺麗にゴールが決まったことでネスは喜んでいる、カイザーとネスはハイタッチをして何やら話しているようだ…
ノア「“カイザーインパクト“」
名前「ノア！」
いつの間にかノアが横に立っていた
ノア「全身のバネを全集結させて作り出されて繰り出されるアイツの右足のシュートは振りの速さだけなら世界一だ。その点においては俺も凌ぐ」
名前「！(ノアが認めているってことは
やっぱり、実力は本物ってことで間違い無いんだろうね、うん…理解できた。
“化学反応“ってノアはこのことを言ってたのか)」
名前はすぐさま思考し直ぐに答えを出した
名前「(今のシュートは…
カイザーくんの高い洞察力と恐らく、僕と同じ武器の“空間認識能力“で密集している相手チームからシュートコースを導き出した。
でも、あのゴールを決めるには僕が考えてる方程式じゃ決まらない…さっきの“カイザーインパクト“には…多分“空間認識能力“の上位互換＿フィールドにいる全員の動きや情報を取り込むことが出来る眼…
“周辺視野“とでも呼んでおこうかな？)」
ノア「どうだ？出来そうか？」
ノアは横目で蒼を見てみると
名前はノアの方を向く
名前「はい…行けます
(こっからが本番だね、カイザーくんの“眼“…僕も使わせてもらうよ？)」
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作者名：眠い羊ちゃん | 作成日時：2023年3月1日 0時
