・ ページ28
ノア『…見ない間に随分と過保護になったな』
絵心『もう4年も一緒に居るんだから普通だろ、また後で掛け直す』
【ピッ!】
名前「日本に帰るのは分かったけど…
なんで突然招集?」
絵心「さぁな」
絵心は名前にスマホを返す
名前「ふーん、まぁいいや
とりあえず僕荷物纏めとくね」
絵心「あぁ」
それからとんとん拍子で事が進み
名前は絵心と別れて空港でドイツに向かう
そして、長いフライトを終えドイツに到着すると…
ノア「久しぶりだな」
名前「ノア!お久しぶりです!」
名前がキョロキョロしてノアを探していると
ノアは名前に気づき声を掛ける
すぐに合流するとドイツ語で会話する
ノア「大きくなった…か?」
名前「20cmは大きくなりましたよ!?」
4年経った蒼は135cmから155cmと大きくはなったが…大きすぎるノアからしたら
名前の身長が大きくなったかどうか分からない
ノア「立ち話はここまでにしよう」
ノアはの横に並ぶと背中を軽く押して
足を進める、タクシーに乗ると久しぶりの
クラブハウスに向かう途中…
名前「あの、僕と“化学反応“が起こせそうな
相手って…どんな人なんですか?」
ノア「相手をすれば分かるが…
“アイツ“はプレーには問題はないが、たまに非合理な問題を起こすことがある」
名前「え?(合理的なチームなのに非合理的な奴がいるって…しかも、そんな奴が僕と“化学反応“を起こすなんて…)…実力はあるんですよね?」
ノア「言いたいことや不安なのは分かるが、実力はある。何かあれば俺に言え」
そう言いながら少し不安そうな名前の頭を優しく撫でる、蒼はそれに少し安心した
ノア「今日から暫くの間…
預かることになった子供だ。4年前からいた奴なら覚えているだろ?また、俺達と練習することになる」
名前「絵心 名前です。14歳です。
よろしくお願いします」
名前はクラブハウスに着くとチームは何人か増えていた。ノアはチームメイトを集めて名前を紹介すると名前は自己紹介する。
「久しぶりだな!」
「結構大きくなったんじゃないか!」
「強くなったんだろ?また今度俺と1on1しようぜ!」
「俺ともやるぞ!」
自己紹介が終わると4年前にもいたチームの何人かが名前に寄ってくる、それに釣られてから初めて見る顔の何人かも寄ってくる名前は人気者になっている。
_そんな状態を許さないと言わんばかりに
不機嫌そうな男が、1人いた
86人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年3月1日 0時