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名前「はい。もちろんです!」
ノア「それでいい…足は無事か?」
ノアが名前に近づくと手を差し伸べてくる
名前「あ、はい…ちょっとつったくらいです」
手を取ると立ち上がると
痛みは本当に一瞬だっただけらしく、もう痛みはない
ノア「…写真、どうする?」
名前「い、今撮ります!!!
ちょっと待ってて下さい!スマホ取って来ます!!!」
名前は普段の落ち着いたクールな雰囲気は消えてワタワタしている、そんな姿は年相応の
可愛らしい子供のようで…そんな姿を見たノアは
ノア「フッ、落ち着きがないな」
少しだけ笑った。
そして、名前がスマホをとって来ると
カメラ機能を起動させて内カメラで写真を撮ろうとする
ノア「これ…見切れてないか?」
名前「すみません、結構…背伸び、してるんですけど」(ぷるぷる)
名前とノアの身長差は30cm以上ある
いくら頑張って背伸びしても
ノアが見切れて画面に収まらない
ノア「貸せ」
名前「!」
【パシャ!】
ぷるぷると背伸びしながら画面にノアが入るようにしているのにノアは痺れを切らしたのか、名前からスマホを取ると名前を抱える。
名前はそれに驚くがすぐにカメラに向かってピースするとノアはシャッターを押して写真を撮った
ノア「これで良かったか?」
名前「はい!ありがとうございます!」
ノアは名前を降ろすとスマホを返す
写真には名前とノアのツーショットが綺麗に写っている。蒼はその写真をキラキラとした目で見ている_
それから、名前は目標達成を絵心に報告
あっという間に一週間が経って
名前は絵心とイングランドに移ることになる…
その日、空港に来て見送りしてくれた
絵心「それじゃあな」
ノア「…お前の子供はお前に似てきたな」
絵心「当たり前だろ、俺の子だからな」
名前「!」
2人の会話に驚きと喜びを感じていると
ノア「名前」
【ポイッ】
名前「え!?」
ノアは名前に何か投げるとなんとかキャッチして見てみると
名前「バッチ?」
そこにあったのはサッカーボールの模様をした缶バッチだった
ノア「お前がもし…“世界一“になったら俺に返してこい」
名前「!…“もし“なんてありませんよ!
絶対返しに行くんで!それまでに…
その“世界一“の座…絶対に取られないで下さいよ!」
名前は笑顔で返すと絵心と名前の2人はノアに見送られながら飛行機に乗った
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作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年3月1日 0時