ー6話 約束と達成 ページ24
名前「ふぅ〜」
絵心「今日は随分気合い入れてるな」
名前「うん、今日こそ絶対追いつく」
それから、翌日のこと
クラブハウスに行く身支度をしていると
絵心がコーヒーを片手に近づいて来た
絵心「“たまたま勝つ“なんてことするなよ?」
名前「“勝つべくして勝ち奪え“でしょ?
それに、イメージはある
今はストライカーらしいことは出来てないけど…いつか、絶対ノアからゴールを奪ってみせるから!」
絵心「ならいい、気をつけて行けよ」
名前「行って来ます」
絵心は蒼の背中をポンっと押す
名前は絵心に伝えるとかばんを持って
クラブハウスに足を運ぶ
そして、先に準備運動する
ノア「おはよう名前、随分早かったな」
名前「おはようございますノア!
楽しみで早起きして来ました!」
ノア「そうか」
ノアが来ると名前に気づいて声をかけた
蒼は昨日のこともありおどおどせず、ハキハキと喋る
そしてノアも同じように準備運動を始める
名前は先に終えるとコートに向かいボールを準備してると、ノアも終わったのかコートに立つ2人が向かい合わせになる
ノア「俺が一点取れたら勝ち、名前が俺のゴールを妨害できれば名前の勝ち…それで良いな?」
名前「はい、それでお願いします!」
最初のボールはノアから_
【ボンッ】
合図なく1on1が始まる、ノアは超加速で蒼を抜けようとするが名前はそれに早く反応することが出来て一歩早く踏み出しノアに追いつけた
ノア「!」
名前「(よし、ここまではバッチリ!)」
ノアは一瞬驚いたように見えたが、すぐに止まりロングシュートを決めようとしている
名前「!(ここからシュートを!?僕のほうがまだ早い!いける!)」
名前はすぐさま急ブレーキを掛けてノアに向かって走るが_
【ボンッ!】
名前「!」
ノアのシュートの方が早かった
ボールはそのままゴールに入るかと思いきや
【ガァン!!!】
名前「っ!…イッタッ…」
ノア「ほぅ…」
名前の横をすり抜けようとしたボールを
左足を上げてボールの方向を少しズラすことに成功し、ボールはゴールポストに当たり
ボールは跳ね返った。名前は無理に足を上げてノアの強烈なシュートを軽く受けたことで足に痛みが走る
名前「やった…!止めれた!」
少しふらつくと足を庇いながらその場に座り込むとガッツポーズを決める
ノア「これで目標達成か、それで満足してないよな?」
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作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年3月1日 0時