ー8話 理論 ページ16
それから、絵心は名前を病院に連れて行くと
再検査をしてもらい絵心は話を聞いてから
蒼からこうなった経緯を聞いた
絵心「はぁ…」
名前「…どうしたの?」
絵心「お前の両親クソだな」
名前「!」
普通の人なら怒るのだろうが、は名前この言葉が嬉しかった
絵心「お前が◯してもおかしくねぇわ
ソイツ等にはお前は勿体ない」
名前「!…ありがとう絵心さん」
名前は引かれると思っていた事情を否定どころか肯定してくれた絵心に感謝を伝える。
そして、絵心は名前を絵心が宿泊しているホテルに連れ戻った。絵心は何日かしたらまた海外に戻るらしくそれまでホテルに宿泊してたらしい
絵心「名前。お前英語どれくらい出来る?」
名前「アメリカに住んでたから完璧に出来る」
絵心「どれくらいで覚えた」
名前「英語は簡単だったから…2週間くらい?」
絵心「そうか、今からお前にドイツ語を覚えて貰う」
絵心は蒼にドイツ語との本数冊をを渡す。
蒼はそれを受け取ると考える素振りを見せる
蒼「ドイツ語か…3週間頂戴
それなら覚えられる」
絵心「ダメだ。2週間で覚えろ
それと、その間サッカーはするな」
名前「え!?」
絵心「出来るだろ?」
名前「…やってみせるよ」
本来2週間で2つの言語を覚えるなど不可能に等しいことだが、名前にとってはサッカー出来ない事の方が難しい。
だが、絵心の行動には意味があるんだと自分に言い聞かせると本を開いて読み始め勉強した。それから、絵心は名前を引き取る為の手続きや名前の薬などの様々な手続きを進めた。
_それから2週間後
絵心「名前」
名前「?」
絵心「お前の手続きが全部終わった
お前のパスポートも更新した
今から日本を出てドイツに向かうぞ」
そう言って見せたのは
2枚のパスポートと飛行機のチケット
チケットには日本からドイツへの便が書いてあることが分かる
名前「!…やっとサッカー出来るの?」
絵心「あぁ、今から嫌ほどやらせてやる」
名前「了解」
名前は目を輝かせながら返事をすると
2人は荷物を纏めて航空に向かう
タクシーで空港に向かっていると…
名前「ねぇ、絵心さん」
絵心「なんだ」
名前「僕…絵心さんのこと
これならなんて呼べばいいの?」
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作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年3月1日 0時