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ー9話 出会い ページ11

名前「な、なんでアンタにそんなこと言われなきゃいけないの!?そんなの誰にも分かんないじゃん!」


?「いや、分かる
お前みたいな絆大事にみたいな日本のプレーが染み付いてる奴は強くはなれない
そのやり方は二流、仲良しごっこだ。
お前はたまたま強国であるアメリカにいたが
お前がそんなんじゃ強くなれない
それに、サッカーっていうのは点を多く取った奴が1番偉いんだよ」


名前「アンタ本当になんなの!?」


?「チッ、お前みたいなクソガキにも分かるように言ってやるよ。

そうだな、ノエル・ノアの話をしよう。
メッシや、C・ロナウド抑えてバロンドールに輝いた、今世界一のストライカーはこんな事を言っている。[味方にアシストして1−0で勝つより、俺がアシストして3−4で負ける方が気持ちいい]と…

二十世紀最高のフットボーラー
エリック・カントナは言った。[チームなんてどうでもいい、自分が目立てばいい]と…

W杯優勝三回、史上最高のフットボーラー
ペレは言った[世界一のFW、世界一のMF、世界一のDF、世界一のGK。どれを訊かれても自分だと答える]と…」


男は淡々とそう話すと突然


?「どうだ、最悪だろ?!
でもコイツらがNo.1なんだ!革命的なストライカーたちは皆!稀代の“エゴイスト“なんだ!」


名前「!?」


男は突然笑いながらそり返る
名前はそんな男の奇行に驚いていると
男はゆっくり姿勢を元に戻し…


?「お前のサッカーに足りないのはエゴそれだ。“世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない“」


名前「“世界一のエゴイスト“…
(初めて聞いた…!今までそんなの
本にも…ネットにも…人からも…見たことないし、聞いたことない!この人…一体何者!?)」


?「分かったなら、お前はもう諦めろ」


男はそう言うと背中を向けて立ち去ろうとすると


名前「え!?待って!!!
その話!もっと詳しく教えてよ!」


?「はぁ?」


名前は持っていたボールを脇に抱えると
男の腕を掴んで引き留める


名前「お願い!そんなの聞いたことないよ!
初めて聞いた!そんなサッカーの話!!!
僕にもっと教えてよ!」


?「言ったろ、諦めろ」


名前「待ってって!…ゲホッ!ガホッ!」


?「?」


名前は突然大声を出してしまったのもあり
名前は男の服を掴みながらしゃがみ込んだ。

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作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年3月1日 0時

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