200円 ページ40
『ごめんなさい、少しトイレ借ります』
店員「っ、あ、はい！どうぞ」
コンビニの店員にそう伝え
私は個室トイレに入った
((ﾊﾞﾀﾝ
久しぶりに特服に腕を通した私は、一人テンションが上がって仕方が無い
『……にしても、流石にスカート短いなぁ〜』
もう何年と着ていない特攻服はやはり、身長の伸びた私には少しばかりか小さくなっていて
『またタカちゃんに頼も〜』
そう小さく呟いて、トイレから出た
『(あー、何も買わないで出るのはあれかな。)』
今の所持金200円
…………え、200円、?
店員「………20円のお釣りになりますっ、！」
180円の少しばかり高級なたい焼きをひとつ
購入した
お釣りを受け取る
『店員さん、店員さん』
店員「は、はい、なんでしょうかっ、？！！」
私はレジ前でくるっと一回転した
店員「っ………………え！！？？！！」
『似合ってますか？』
店員「っ、は、はい、最高に似合ってます！」
『ふふ、ありがとうございます！
ではまた、来ますね！ばいば〜あい』
ひらひらと手を振る私
その後ろで店員さんが。
✱ ✱ ✱
店員「っえ、あ、ありがとうございました！」
可愛く可憐な彼女は、180円のたい焼きひとつを買って、まるで特攻服を来て店を出…………
え
待て、特攻服…………？
思い出せ、オレ
確か、東京………
東京、卍……………っ、！！！！！！
店員「東京卍會！！！！！！」
確かに彼女の服の刺繍に「東京卍會」と
入っていた記憶が鮮明にある。
あんな綺麗な人が
ヤンキーなのか、不思議だな。
でも
『また来ますね』
その言葉を聞いてから俺はずっと
彼女がまた店に来ることを待ち続ける様になった。
✱ ✱ ✱
隆「お、A
特攻服来てんじゃん、久々だな〜」
前から歩いてきたのはタカちゃんだった。
『あ、タカちゃん！』
私はタカちゃんの前で一回転してみせた
『似合ってる？』
✱ ✱ ✱
Aが俺の前で一回転した
何年も彼女は来ていなかったからか、スカートの丈はもちろん短くなっていて
全体的にカラダのラインが強調されていた。
『似合ってる？』
そう聞いてくるAの頭を優しく撫でてから
俺の腕の中に包み込んだ
隆「A、なんか、えろい」
小さく耳打ちした
その瞬間
Aの耳が赤く染まった。
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とも - ドラケンが…イケメンすぎて……… (2021年7月26日 7時) (
レス) id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - うっ！最高！！(吐血) (2021年7月25日 16時) (レス) id: 355241a2ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - うわぁ！ めちゃくちゃ面白いです！ 頑張ってください！ (2021年7月24日 8時) (レス) id: cfbd9ee85a (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - とってもかわいいですし、とてもお気に入りです。これからも更新頑張ってください！ (2021年7月24日 2時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - 一読者の意見なのですが、少々作者様のお話が多く、せっかくおもしろい小説の内容が遮られてしまうのが勿体無いなと思います…。「設定(2)」や作者様のお話のページはもう少し区切りの良いところに置くなどして頂けると少し読みやすくなるかなと思います…。狼牙ちゃん (2021年7月24日 2時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのはら | 作成日時：2021年7月18日 9時
