盛りの不良共は天然女子を落とすのに必死なんです 1

monopoly ページ39

俺のAなのに




千冬に抱きついたり、場地に抱きついたり
三ツ谷には頭ぽんぽーん！とかされたり




え




なになに、俺のAまじで人気者じゃんか




万「……………のに」




『ー………？』




万「…………なのに」




『キー……？』





万「俺のなのに！！！！」




『っわぁ』




頭の上から聞こえてきたのは、Aの声




万「……………Aっ、！」




『…………ん、マイキー、どうしたの、？』




俺はAを更に強く抱きしめる




『ん、マイキー、苦しぃ………』




万「A、離したくない」




✱ ✱ ✱




突如訪れるマイキーのデレ




お腹辺りにピタリとくっついて離れないマイキーの背中に、私も腕を回す




万「……………！！！」




『マイキー、私、離れたりしないよ。』




万「…………うん、ずっと、俺の隣に居て。」




『うん、マイキーの隣にいる。』




✱ ✱ ✱




堅「タケミっち、今何してンの？

…………まぁいいや！とにかく多摩川の武蔵神社に来いよ

みんな集まっから」




万「ケンちん、タケミっち来るって？」




堅「来るってさ」




『ぇっ、ケンちん！

タケミっち来るの！！？』




堅「総長命令で呼んどいた」




『じゃあ、タケミっちにもみーせよっと！』




堅「何を？」




『特攻服！』




万「………………待って、Aの特攻服姿、久しぶりすぎない？」




堅「…………………タケミっち、死ぬぞ」




万「ちょ、A、早く特服に着替えて来て！

俺、超ーーっ楽しみにしてる！！！」




『はぁい、いってきまあす！』




マイキーとドラケンに手を振るAは
近くのコンビニに入っていった。

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