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faint ページ38

圭「オマエ、いつになったら自分で特服持ってくんだよ」




私は圭介から東卍の特攻服を受け取る




『でも、なんだかんだ言って、いつも持ってきてくれるけーすけ、だあいすき!!』




圭「っ、オマエ、それ色んなヤツに言ってんじゃねぇだろうな………」




『言ってない!と思う……………』




その瞬間




圭介がひとつため息をついた




圭「将来のオマエが本当心配になる

変な奴にホイホイついて行くんじゃねぇぞ」




そう言いながら、私の頭を優しく撫でた圭介




✱ ✱ ✱




千「Aさん、久しぶりッス!」




『あああっー、ちふゆだぁっ!!!』




日が落ちそうな時間帯だというのに、この人の髪はそんな事を忘れさせるくらい




目立つ金髪で




風がふわふわとその髪を靡かせる




千「うわっ、ちょ、Aさんっ、!!?!」




勢いよく抱きついてきた彼女の身体が俺と密着していて、とてもじゃないが




思春期男子には刺激が強すぎた。




『ちふゆ本当、元気そうで良かったぁ〜』




千「そ、そ、それは、こっちのセリフッスよ!!

そ、それよりあの、少しばかり、離れていただ…………」





『……………………やー。』




千「っぅぇっ!!!??!」




『だって、こういう時じゃないと

千冬に会えないもん………………』





千「っっっぐは……………」




松野千冬 KO




『……………あれ、千冬………?』




何故か反応が無くなった千冬




私は顔を見上げれば、失神している千冬




千「………………」




『千冬っ、!!!!??!

けーすけ、千冬がっ!!!!』




通りかかった圭介に助けを求める




圭「ァ?

……………あー、ほっとけ。その内戻ってくる」




『ほっとけないよー………………』




圭「はぁ、仕方ねぇな、オレが見といてやる

それよりオマエ、マイキーが怒ってたぞ」




『…………っぇ、』




圭「ほらその馬鹿渡せ

んで、総長の機嫌治してこい」




私は千冬を圭介に預けて、マイキーの元へ走った。




✱ ✱ ✱




千「……………ん、………あれ、オレって」




圭「おー、やっと起きたか」




千「ば、ば、場地さんっ!??!」




俺は勢いよく起き上がる




圭「オマエ、Aに抱きつかれて失神したんだってな」




俺の顔は一気に赤くなる




圭「ふ、まだまだだな千冬は」




千「どういう意味っスか………」




圭「子供だって意味だよ」




……………何も言い返せねぇ

monopoly→←forget



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とも - ドラケンが…イケメンすぎて……… (2021年7月26日 7時) (レス) id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - うっ!最高!!(吐血) (2021年7月25日 16時) (レス) id: 355241a2ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - うわぁ! めちゃくちゃ面白いです! 頑張ってください! (2021年7月24日 8時) (レス) id: cfbd9ee85a (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - とってもかわいいですし、とてもお気に入りです。これからも更新頑張ってください! (2021年7月24日 2時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - 一読者の意見なのですが、少々作者様のお話が多く、せっかくおもしろい小説の内容が遮られてしまうのが勿体無いなと思います…。「設定(2)」や作者様のお話のページはもう少し区切りの良いところに置くなどして頂けると少し読みやすくなるかなと思います…。狼牙ちゃん (2021年7月24日 2時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すのはら | 作成日時:2021年7月18日 9時

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