盛りの不良共は天然女子を落とすのに必死なんです 1

promise ページ32

「狼の刺青って、まさかあの、東卍のツレなんじゃ……………」



万「だーいせいかーい」




堅「おい、コイツらに何した？A」




エ「っ、マイキー、ドラケン！！！！」




いつもの二人、登場




『んぅ、ハイキックかまして、腹殴った』




堅「………………お粗末さん」




万「A、エマ、先行ってていいよ」




エ「『え？』」




万「後は、俺とケンチンで殺るから♡」




✱ ✱ ✱




教室(初、モブ視点)




朝から教室が騒がしい




登校中、高校生の輩に絡まれていたAちゃんとAちゃんのお友達




助けるべきだと思ったが、足が竦んで中々動けずにいたその時、Aちゃんは男にハイキックをかました




ほんの一瞬で。




「おい朝のやつ見たか？」


「見た見た、あのハイキック凄かったよな〜」


「オレ、また惚れた………」




『あ、おはよ〜…………わっ』




教室の扉のちょっとの段差でツマづくAちゃん




「「かわぇぇぇえ…………」」




てか今日はAちゃん、マイキーとドラケンと一緒じゃないんだ、話しかけてみたいな…………




✱ ✱ ✱




冬「A、はい正座」




『星座？私の星座は射…………』




冬「正しいに座る、はい正座！！！！！！」




『は、は、ハイッッッ』




学校に来て早々、とーちゃんに怒られてます
しかも正座でって、何、いつの時代………





冬「アンタねぇ、あんな公共の場でハイキックキメて、人前で喧嘩すんなってあれほど言ったでしょうが」




『喧嘩なんかしてないしてない』




夏「こらこら、言い返さないの」




『………………かーちゃん』




夏「うるさい」




かーちゃんの飲んでたいちごオレの紙パックで頭をコツかれた




冬「………約束、しただろ」




『………うん。』




冬「危ないから、あんな年上の男の挑発に乗るな」




『………うん、ごめんなさい』




冬「分かればいい…………って、オイオマエら」




"オマエら"？？？




万「ケンチン、俺もとーちゃんみたいなことしたい、正座してケンチン」




堅「いや、なんでだよ」




夏「二人とも、おは〜」




万「おはよっ、かーちゃん♡」




堅「はよ」




夏「マイキー君、本当その呼び名ヤメテ」




万「やだよ」




夏「……………このチビ」(小声




万「なぁにかーちゃん♡」




夏「クソ腹立つ」




こう見えてちゃんと、仲良しです！




万・夏「「仲良し♡/じゃねぇ！！！」」

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