I will protect you ページ20
「は?ンだとテメェ
調子こいてっとそのガキと一緒にボコ………
っげほ、がは"っ"!!!」
?「俺と、この子がなんだって?」
「っ、このガキ、マサタカくんを一発で……」
「やべぇって、俺らが殺される」
「っ、覚えてろこの糞ガキ共
次会った時はただじゃ置かねぇぞ!!!!」
嵐のように去っていく男たちと
地に這う伸びきった男
私は
『っ、つ、あああ……………っ!!!!!』
初めてあった男の子の前で泣いた
?「!!!!!
ちょ、オマエ、どっか痛てぇのか!!?」
私は首を横に振る
『っ、こ、わかったぁ………………』
?「っ、!!!!」
涙が止まらない私を、男の子は抱き締めた
?「………もう大丈夫だ、俺がそばにいる」
『……………っ、ぅん!!!!!』
✱ ✱ ✱
?「オマエ、名前は?」
『狼牙、A』
?「Aか」
『………………きみは?』
?「俺の名前?
俺は、三ツ谷隆」
これが、私と三ツ谷君の出会い
そして不良になる為の一歩
✱ ✱ ✱
あの日から私は
タカちゃんとよく一緒にいる様になった
でも、そんなある日
『私、強くなりたい』
隆「……は?必要ねぇよ、Aにそんな力。
俺が守ってやる」
『むっ、ちがうよ、私がタカちゃんを守るの』
隆「は?オマエが俺を守る?」
『うん』
隆「諦めろ」
『っ、なんで』
タカちゃんは全然、喜んでくれなかった
隆「男が女に守られんのなんか、ダセェよ」
『ダサくなんか…………』
隆「とにかく、俺は認めねぇ」
『っ、なにさ、タカちゃんの、バカ!!!
知らない、大嫌い!!!』
それから私とタカちゃんは喧嘩して
いつしか会うことすら無くなった。
✱ ✱ ✱
それからもう2年が経った頃
私はすっかり小学5年生になっていた
恭「ちょ、何よそれ、ウル!!!!」
私の左の首筋には、大きく彫られた狼の刺青
『何って、
恭「"
一回彫ったら、一生消えないのよ!??」
『いいよ、だってかっこいいんだもん』
恭「………………はぁ、アンタって子は本当…」
『あ、恭ちゃん!』
恭「…………もう、なーに?」
『もしも恭ちゃんが変な人に絡まれたら
私が助けてあげるね!!!』
恭「っ、なによもう!
相変わらず可愛いんだから!!!!」
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とも - ドラケンが…イケメンすぎて……… (2021年7月26日 7時) (レス) id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - うっ!最高!!(吐血) (2021年7月25日 16時) (レス) id: 355241a2ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - うわぁ! めちゃくちゃ面白いです! 頑張ってください! (2021年7月24日 8時) (レス) id: cfbd9ee85a (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - とってもかわいいですし、とてもお気に入りです。これからも更新頑張ってください! (2021年7月24日 2時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - 一読者の意見なのですが、少々作者様のお話が多く、せっかくおもしろい小説の内容が遮られてしまうのが勿体無いなと思います…。「設定(2)」や作者様のお話のページはもう少し区切りの良いところに置くなどして頂けると少し読みやすくなるかなと思います…。狼牙ちゃん (2021年7月24日 2時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すのはら | 作成日時:2021年7月18日 9時