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warmth ページ11

武「………へ?」




万「ま、いっか。タケミッち今日から俺のダチなっ♡」




私がまだケンチンに顔を鷲掴みされてる間に色々話が進んでいた




武「へ!?」




万「ケンチン、Aの顔潰れる」




ケンチンがようやく手を離してくれた



でも私は怒っている、ケンチンに怒っている
ただひたすらに頬を膨らまして。




堅「悪ぃ」




『潰れる!!!顔!!!』




堅「悪ぃ」




『……………』




堅「悪ぃ」




『………………いいょ』




万「あ、ケンチン、やっぱりもっかい掴んでて」




……………え、あ……………は?




((ガシッ




『んぬっ』




✱ ✱ ✱




万「……………お前がコレ(喧嘩賭博)の主催?」




将「は……はい」




マイキーは笑った
んで、キヨマサの顎を蹴りあげた。




将「あ"がっ」




その瞬間、Aの身体が震えるのを直で感じる




『っ、……………』




俺は顔から手を離したと同時に、後頭部を持って俺の腹辺りに抱き寄せた




『っ、…………ケン………』




微かに震える声
俺は優しく、ただ優しく頭を撫でた。




万「誰だ、オマエ?

オイ」




「キ………キヨマサ………」




マイキーはキヨマサを散々殴った




✱ ✱ ✱




万「さて、帰ろっか。

ケンチン、A」




俺の腕の中でまだ少しだけ震えているA




堅「マイキー、Aやる

オマエが怖がらせたんだよ、慰めてやれ」




万「あちゃー、おいで、A」




俺はAをマイキーに渡す




その時、Aは下唇を噛み締め、目には溢れそうな涙を浮かばせていた




『マイキー、マイキー』




万「…………可愛い、なにこの生き物………?

よしよしよーし」




Aはマイキーと手を繋いで俺の前を歩いた




万「はー、喧嘩賭博とか下らねー」




Aは大きく頷く




堅「東卍の名前落とすようなマネすんなよ」




万「タケミッち!」




マイキーはタケミッちの方を振り返る




万「またネ♡」




マイキーと手を繋いで歩いていたAも必然的にタケミッちの方を向いた




『ぁ』




万「…………あ!」




堅「(あーあ、さっき顔掴んだ意味ねぇよ)」




『………っ!!またね、タケミッち!』




涙を(こら)えながら、小さく手を振るA




武「(ギュンッ、な、な、なんだあの生き物!!??!に、に、人間なのか………!??)」

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とも - ドラケンが…イケメンすぎて……… (2021年7月26日 7時) (レス) id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - うっ!最高!!(吐血) (2021年7月25日 16時) (レス) id: 355241a2ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - うわぁ! めちゃくちゃ面白いです! 頑張ってください! (2021年7月24日 8時) (レス) id: cfbd9ee85a (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - とってもかわいいですし、とてもお気に入りです。これからも更新頑張ってください! (2021年7月24日 2時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - 一読者の意見なのですが、少々作者様のお話が多く、せっかくおもしろい小説の内容が遮られてしまうのが勿体無いなと思います…。「設定(2)」や作者様のお話のページはもう少し区切りの良いところに置くなどして頂けると少し読みやすくなるかなと思います…。狼牙ちゃん (2021年7月24日 2時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すのはら | 作成日時:2021年7月18日 9時

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