アロハ ページ10
俺はS4の1人だ。
他の3人は、無口なやつと、オタクと、妙に生真面目なやつ。
俺はその中でも1番明るくて、自分で言うのもなんだけど、1番モテた。
下積み時代では、1人で必死になって戦って、ただただ自分の腕を磨いた。
俺がここまでこれたのは、1人でも諦めることなく努力してきたからだと思う。
しかし、S帯になってからは、まるで話が違った。
チームで意思疎通をしないとやってられなかった。
俺がキルを取りに行っても味方がルール関与しないとか、なんなら俺が戦犯になることもあった。
別に俺は特別才能があるわけではない。
他の人より要領が良いだけで、努力を惜しむことなく続けてきたからこそ、ここまで来れたのだ。
俺がピンクチームのメンバーと会ったのは、そこまで昔のことではない。
ウデマエが上がらず悩んでいる時に出会ったのだ。
俺は人付き合いが下手な方ではなかったが、必死になって1人でバトルをするのに、他の仲間に気を遣う必要などないと思っていた。
だから、初めてあいつらと会ったときは、心のどこかで何やってんだって見下してたんだよ。
それが、些細なことで一緒にナワバリバトルをすることになって…そっから一気に仲良くなったカンジ？
それからはウデマエも少しずつ上がるようになって、あいつらの応援もあってかな、ついにS４に仲間入りしたわけ。
その時やっと俺は気づいたよ。
仲間がいるのも悪くないって。
けど、いつからか、逆に自分の周りから人がいなくなることが怖くなってきた。
おかしいよね。
すると今度はどうなったと思う？
せっかくS４の仲間入りを果たしたのに、練習より人付き合いの時間の方が長くなってきて、俺は少しずつ自分の実力を過信するようになった。
そして、それに気づいてからは、無理していろんなやつと付き合いつつ、夜に必死に練習するっていう中途半端な生き方をしてきた。
だから、時にはそのせいで痛い目に遭ったりしてきた。
それを俺が…
「アロハさー、最近大丈夫？なんか余裕ないように見えるっていうか」
「えーそんなことないって！むしろ俺のことめっちゃ気にしてくれてんの？マジウケるー」
「は？違うし。ガチで心配してんだよこっちは！ちょっと顔見せてみろよ」
「なんだよ。何かついてんの？」
「…ついてんじゃねーか。クマ隠しのメイク」
大切な仲間なんだからさ、信じてやれば良かったんだよ。
…俺のバカ。
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しゃぼん🫧 ｺﾛｲｶﾀﾞｲｽｷ - ニヤニヤ…。 (3月5日 18時) (
レス) @page33 id: 4cc781ec23 (このIDを非表示/違反報告)
あすあま(プロフ) - mariaさん» ふふ…毎度何かと世話焼きな彼、素敵ですよね！亀ペースですが、彼らの行く末を気長にお待ちくだされば幸いです。 (8月5日 23時) (レス) id: 5f256feba8 (このIDを非表示/違反報告)
maria - マスクくんの反応が気になるのでマスクくんお願いします! (8月4日 18時) (レス) @page35 id: 4c43ea808a (このIDを非表示/違反報告)
あすあま(プロフ) - アーミー好きさん» こちらこそキャラの魅力を感じてもらえて嬉しい限りです！今後もぼちぼち頑張りますので、是非ともよろしくお願いします！ (6月27日 19時) (レス) id: 5f256feba8 (このIDを非表示/違反報告)
アーミー好き - これとても好きです‼︎自分の好きなキャラだし自分の好きな展開というか...とにかく好きですありがとうございます‼︎ (6月27日 17時) (レス) @page35 id: 3264f1cacf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすあま | 作成日時：2023年4月28日 4時
