story72 ページ27
宏太side
あれから、電車に揺られること2時間ちょっと。
ちょっと遠いけど仕方がない。
涼「今年も、、綺麗だね」
海が見えるちょっとした丘。
緑の芝生の上に、ぽつんとひとつだけ。
周りには、寂しくないようにAが好きだった
桜の代わりのピンクや白の鮮やかで可愛らしい
小さなさくら草。
今日の空は、雲ひとつない快晴の青空だ。
侑李「A、今どこで何してるの?」
裕「ねぇA見て、薮くん。Aに会えてすごい
嬉しそうでしょ?」
Aに語りかけるふたり。
俺の心を見透かした裕翔に驚く。
慧「ねぇ、A。俺ピアニストになるんだ」
大「俺は、保育士だよ!」
涼「俺は、知念と一緒に学校の教師するよ」
侑「そうそう、僕が体育教師で涼介は国語。」
裕「俺はね、カメラマンだよ。」
雄「俺は、有岡くんと一緒に保育士するよ」
光「俺と薮だけ、サラリーマン笑」
宏「ほんとだな笑」
みんながこれからの進路を言っていく。
ぜんぶ、きっとAと出逢ったから見つけた
仕事なんだ。
慧「どんなに忙しくても、この日だけは
会いに来るから。安心して?」
大「なんなら、薮ちゃんはなにがあっても
来るよ?台風でもね」
宏「そうだけど笑台風とか俺死んじゃわない?笑」
光「否定しねぇのかよ笑」
こんな、うるさくてきっとAも今頃
空の上で苦笑いだ。
でもこれが俺らだから、きっとAは
「みんならしいね」と優しく笑う。
また、来年も来るよ。
次は、また写真撮ろ?
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瑠璃華(プロフ) - あらじゃんさん» 嬉しいです!ありがとうございます!!ご期待に添えるよう頑張るので、よろしくお願いします! (2021年12月7日 4時) (レス) id: d6076afd6a (このIDを非表示/違反報告)
あらじゃん - 面白いです!瑠璃華さんの作品を時間の許す限りずっと見てるんだが・・・もしかしてファン!?これからも頑張ってください!ずっと応援してます! (2021年12月6日 21時) (レス) id: 747a271f52 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃華(プロフ) - momoさん» 読んでくださってありがとうございました!そして、読んでくださるばかりか素敵な言葉までありがとうございます!とても嬉しいですし、これからの励みにもなります!ほんとにありがとうございます! (2021年7月30日 14時) (レス) id: d6076afd6a (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 最初から最後まで一気読みをしてました!それくらいずっと続きが気になってました。始めにバッドエンドと書いていたとしても、少しの希望を抱きながらみてました。本当に素敵なお話をありがとうございました!また、読み返そうと思います!大好きです! (2021年7月30日 9時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠璃華 | 作成日時:2021年2月11日 5時