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飲み始めて結構経つのだろうか?
甘露寺が話しかけて来た。
甘露寺「あ、あの…」
『ん?どうした?』
甘露寺「Aちゃんって呼んでもいいかしらッ
やっぱり年下から呼ばれるのは嫌ですか?」
『いや、呼び方はなんでも構わん!』
胡蝶「では、私も宜しいですか?」
『勿論。』
宇髄達は酔いがまわって来たのか?
宇髄「まだまだ俺は飲めんぞぉ!!!!」
不死川「すげぇ酔ってんじゃねェかよォ」
時透「ねぇねぇ、なんて名前だっけ?」
『Aだ!』
時透「さっき煉獄さんと戦ってた時、足庇って無かった?」
『む?そのような事は無いぞ?』
時透「そうなんだ。
じゃあ僕向こうで紙飛行機作って飛ばしてくる。」
『嗚呼』
危うく時透少年にバレてしまうところだった。
伊黒「おい、煉獄をどうにかしろ。
飲み過ぎてふんぞり返って寝ているぞ。」
『何故私に?』
伊黒「はぁ。お前はだいたいなんなんだ。急に煉獄のような口調で話し出して、姉弟では無いとほざいて馬鹿馬鹿しい。いい加減認めたらどうなんだ。お前と煉獄の距離感は場の空気をおかしくする。」ネチネチ
『悪いが否定する。私のこの口調は戻っただけだ。煉獄の真似をしている訳では無い。
君達は分かるのか?私の考えている事が、気持ちが。
杏寿郎を嫌って避けている訳では無いんだ。
ただ、父上…槇寿郎様が私の事を認めてくださらなくてな。
お館様が励ましのお言葉をくださって、少し自分と向き合ってみたが、
槇寿郎様の元へ行っていつも返ってくるのは、
帰れの一言と、酒瓶、足技、小刀だ。
どうしても認めて欲しくて、
文を送ったり、非番の日や、夜からの任務の時は千寿郎のいない時に行ってる。
空気を悪くさせているなら謝罪する。
すまなかった。』
おそらく杏寿郎以外の全員がこの話を聞いただろう。
縁側に居る時透少年も。
ポロッ
ダメだ。
止まれ。
どうしてこういう時に限って涙が出てくるんだッ
伊黒「ッそのような話をさせてしまって……すまない。」
『い、いや、いいんだ。杏寿郎が聞いてる訳じゃないんだから。』
ズキッ
ズキッ
『ッッッ』
胡蝶「?Aさん。足を見せて下さい。」
『え?い、いや……』
ピラッ
時透「ほら、やっぱり。
足庇ってた原因これでしょ?」
胡蝶「嘘……」
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腐腐腐( *´?`*)(プロフ) - 游さん» 大丈夫ですよ!こちら側で削除させて頂きました!細かなミスもあるとは思いますが、作品を楽しんでいただけると幸いです! (2021年11月1日 17時) (レス) id: 769373efc4 (このIDを非表示/違反報告)
游 - また続けてのコメントですみません。。。 なんか申し訳ないです...。 すみません。 (2021年11月1日 8時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
游 - 続けてのコメントですみません(>_<) コメントって作者さん側で削除するのではないんでしょうか? 例えこちら側で削除出来るとしても私この占いツクールに 登録していないので削除では出来ないんです。。。 (2021年11月1日 8時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
游 - おはようございます(*^^*) 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2021年11月1日 8時) (レス) @page42 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐( *´?`*)(プロフ) - 游さん» ご指摘沢山ありがとうございます!ほかの名前はリア友の名前が入ってしまったのでこのコメント消してもらえるとありがたいです…すいません! (2021年11月1日 7時) (レス) id: 769373efc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:腐腐腐( *´?`*) | 作成日時:2020年6月6日 18時